ソラコムのIoT成長
2019-06-19 10:49:09

IoT契約回線数が100万を突破!ソラコムの成長と活用事例

ソラコムの新しい時代、IoT契約回線数が100万を突破



株式会社ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」の通信サービス「SORACOM Air for セルラー」の契約回線数がついに100万回線を超えました。この節目は、2015年のサービス開始以来、わずか3年半で達成されたものです。これにより、15,000社以上のお客様が、116の国と地域で多様なIoTビジネスを展開しています。

多様な業種にわたる顧客事例



ソラコムの通信は、様々な業種での利用が広がっています。位置データを活用した人や物の動態管理、機器の故障検知、工場のライン稼働状況の可視化、さらには農業や漁業、キャッシュレス決済端末に至るまで、その需要は多岐にわたります。また、通信連携を意識したコンシューマー製品でも、Soracomのサービスが取り入れられるようになっています。

スタートアップから大企業まで



「SORACOM Air for セルラー」は、利用開始が非常に簡単で、1回線から手軽に利用できるため、多くのスタートアップや中小企業がその恩恵を受けています。さらに、通信の管理能力やセキュリティ機能も充実しているため、最近では上場企業の利用も増加しており、彼らのおかげで契約回線の約7割が大企業のものであるというデータもあります。

業種別の利用動向



IoT技術には、各産業において注目が集まっています。特に、情報・通信業においては、IoTを活用した新しいビジネスやサービスが多く見られます。また、製造業では、コネクテッドカーや工場の可視化が進んでいます。最近では、低消費電力の広域回線が利用可能になり、電力・ガス分野や建設業などのインフラ業界でも、無人検針や遠隔モニタリングが実現されています。

チップ型SIMの普及



2017年10月には、機器に組み込めるチップ型SIM(eSIM)への対応も開始しました。その結果、チップ型SIMを用いた契約回線が半数以上を占めるまでに至りました。これにより、コンシューマー製品への組み込みや新製品市場投入が進んでいます。

グローバル展開



ソラコムは、世界122の国と地域で利用実績があるグローバル対応SIM(plan01s)を提供。1枚のSIMで130を超える国や地域での利用が可能です。特にアメリカや欧州でのデータ通信量が増加しており、スタートアップを中心にコンシューマー製品の搭載例も増加しています。

社会への影響と未来



創業当初から「IoTテクノロジーを民主化し、誰でも簡単に利用できる環境を作る」というビジョンを持っていたソラコムは、その目標に向かって着実に進んでいます。今後も、SORACOMプラットフォームを通じて、多様なお客様のビジネスや社会の革新に貢献していくことでしょう。この内容については、7月2日に開催された「SORACOM Discovery2019」で、多くの事例やプロダクトが発表される予定です。

ソラコムの今後の進展に注目し、IoTビジネスの発展を応援し続けましょう。

会社情報

会社名
株式会社ソラコム
住所
東京都世田谷区玉川四丁目5番6号 尾嶋ビル3F
電話番号

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