YKK AP、トリプルガラス窓と安全部品で第18回キッズデザイン賞を受賞

YKK AP株式会社は、東京都千代田区に本社を置く企業で、最近、商品の子育て支援や安全性において顕著な業績を上げました。具体的には、同社のトリプルガラス木製窓「APW 651」と、窓の開閉をサポートする新しい部品が「第18回キッズデザイン賞」を受賞しました。この栄誉は、同社が2012年から13年連続で達成しているもので、特に注目されています。

「APW 651」は、自然素材の国産桧を利用し、高性能のトリプルガラスを組み合わせているため、断熱性能が非常に高いのが特徴です。さらに、戸建て住宅だけでなく、集合住宅などの非木造建築物にも広く適応しています。アルミクラッド構造を採用することで、雨や日射による劣化を防ぎ、メンテナンスの手間を軽減しています。これにより、長期間にわたって安全かつ美しく使用できます。

また、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」での受賞も特筆すべき点です。この窓は、天然木の温かみを活かし、子育てに適した安心できる環境を提供し、国産材の使用がサステナブルな視点からも評価されています。特に子どもの安全を意識した設計が施されており、“指はさみ防止用ストッパー”が標準装備されています。これは、窓を不用意に閉めた際の事故を防ぐための工夫です。

さらに、APW 331/APW 431のサポート部品も評価され、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で受賞しました。この部品は、窓が重くなることが問題となる中、開閉時の負荷を軽減する機能を持っています。具体的には、サポートハンドルとサポート引手があり、これにより高性能窓の開閉がより簡単になります。特に力が必要な初動を補助する仕組みが導入されており、窓の開閉操作に必要な力を約45～50％も軽減しています。

キッズデザイン賞は、子どもたちの安全や成長をテーマに、優れた商品やサービスを表彰するものです。これは、2007年に設立され、子どもに配慮したデザインが対象となります。これにより、より多くの人々に、安全で快適な住環境が広がることが期待されています。

YKK APは、今後も引き続き、子どもや子育て家庭のニーズに応え、安全で長持ちする製品を提案し続ける姿勢を表明しています。さらなる改善を重ね、未来の住まいづくりに貢献することを目指しています。