株式会社日本シャルフが新たに提供する「次世代社労法務システム」
2026年2月上旬、株式会社日本シャルフから新しい「次世代社労法務システム」がリリースされる予定です。このシステムは、企業の労務管理をサポートするために、従来の「社労法務システム」を大幅に改良したものです。40年以上にわたって社会保険労務士事務所や企業を支援してきた経験を活かし、現代の労働環境に適応した新しい形の労務管理を提供します。
進化する労務管理のニーズに応える
近年、働き方の多様化や複雑な給与計算が求められる中で、従来のシステムでは対応しきれない部分が多くありました。特に、二以上の勤務先での情報管理や、複数の締日・支払日の設定に柔軟に対応できなかったことが問題となっていました。これにより、システム外での補正作業や手作業による調整が増え、業務効率が低下する事例が多発していました。
新しい「次世代社労法務システム」では、これらの課題に取り組むことが目的とされています。具体的には、社労士と企業双方のニーズを満たし、「働き方の多様化」や「給与計算の複雑化」に対する解決策を模索します。
改善されたユーザーインターフェース
システムの視認性と操作性を大幅に向上させ、「皆さまに優しい画面構成」を実現するため、UIデザインも一新されています。画面遷移の簡略化やクリック数の削減が図られ、より直感的な操作が可能となりました。また、文字サイズや画面サイズの変更も行えるようになり、ユーザーの使い勝手を重視した設計がなされています。
多様な業務に対応
「次世代社労法務システム」は、以下のような機能を備えています。
- - 直感的UI: 業務効率化を図るため、画面遷移やクリック数を削減。
- - 新機能の充実: 複数の勤務先や多様な給与計算に対応し、データのインポート/エクスポートが可能。
- - 最新のセキュリティ対策: 多要素認証の導入で、不正アクセスや障害に備えた安全なシステムを実現。
対応業務の詳細
この新システムは、以下の業務に幅広く対応しています。
1. 個人情報・マイナンバー管理(暗号化対応)
2. 複雑な給与計算(柔軟な項目・計算式設定)
3. 社会保険手続き(自動転載によるエラー防止)
4. 電子申請・36協定の電子申請
5. 労災申請・労働保険事務組合業務 など
今後の展開
株式会社日本シャルフは、2030年まで段階的にシステム機能の拡張を計画しています。これにより、社労士事務所と企業が専門性を最大限発揮し、安心して労務管理を任せられる環境の整備を目指します。
会社概要
- - 商号: 株式会社日本シャルフ
- - 代表者: 代表取締役 高田 弘明
- - 所在地: 東京都新宿区百人町1丁目22番3号 新宿ナショナルコート203
- - 設立: 1986年8月
- - 事業内容: 経営事務様式の企画、製造及び販売、ソフトウェアの開発及び販売
- - 資本金: 1,000万円
- - 公式サイト: 日本シャルフ
今後も労務管理の未来を見据え、企業と社労士が円滑に顧客対応できる支援を続けていく予定です。