パナソニック ホームズが新たに新発売する『NEWビューノ』
2024年9月5日、パナソニック ホームズ株式会社は、東京都の新基準である「東京ゼロエミ住宅」の最高水準Aを満たす高断熱仕様の多層階住宅『NEWビューノ』を新たに発売すると発表しました。この住宅は、賃貸併用や賃貸住宅向けに設計されており、全住戸が環境に配慮した性能を持っています。
断熱性能の優位性
『NEWビューノ』の最大の特徴は、その優れた断熱性能にあります。外壁の厚みはそのままに高性能な断熱材を使用することで、従来の建物よりも格段に断熱性を高めています。これによって、2024年10月から強化される「東京ゼロエミ住宅」の新基準に適合し、補助金受給の要件も全住戸で満たすことが可能です。また、同住宅は住宅性能表示制度における断熱性能等級6にも対応しており、居住性の向上が期待できます。
光熱費削減効果
冬には暖かく、夏は涼しい住環境を提供するため、エネルギー効率の良い設計が施されています。これにより、冷暖房機器の稼働が抑えられ、光熱費も低減できる見込みです。未来の環境規制に先駆けて、太陽光発電の設置が義務化されることを考慮し、屋根には発電パネルの平置き設置が可能な架台も取り入れられています。
『ビューノ』の進化と実績
パナソニック ホームズは2011年から多層階住宅『ビューノ』シリーズを提供しており、その後も継続的に進化を遂げています。2017年には最大9階建てまでの住宅を構築可能とし、2023年度には約5,600棟の累計販売を達成しました。この成長は、特建事業における売上高構成比が53%を占めたことからも明らかです。
「新・くらし文化の創造」理念
2024年度からは、「くらし」を中心に据えた「人中心」の住まいづくり理念「新・くらし文化の創造」を提唱します。これにより、世代を超え、持続可能な暮らしと資産価値の追求を目指します。『NEWビューノ』は、都市部において資産価値の持続を実現するとともに、カーボンニュートラルへの取り組みを推進する住宅として新たに展開されます。
環境に優しい選択肢
パナソニック ホームズは、独自の多層階住宅『ビューノ』を進化させ、環境にやさしく、住まい手に選ばれる住宅を提供し続けています。入居者にとって心地よい住環境を提供し、オーナーにとっても将来にわたる持続可能な資産価値の維持と長期安定経営を追求していく方針です。移り変わりを見せる都市環境に応じた、革新的で持続的な住まいの実現に向けて、今後の取り組みにも期待が寄せられています。