BloomZがNASDAQからの続行上場に向けた猶予期間を獲得
サイバーステップ株式会社の連結子会社であるBloomZ Inc.が、NASDAQ Capital Marketにおける上場資格を維持するための重要なステップを踏み出しました。2025年6月5日、BloomZはNASDAQ上場における最低入札価格要件を満たすための180日間の猶予を得ることが決まりました。この猶予期間は2025年12月1日まで続くことになります。
NASDAQからの猶予の背景
BloomZは最近、2024年12月2日付でNASDAQ上場規則5550(a)(2)に基づく最低入札価格要件を満たしていないとの通知を受け、最初の180日間の猶予が与えられました。残念ながら、この初回猶予期間中にBloomZの株価が基準をクリアすることはできませんでしたが、それにもかかわらずNASDAQは追加の180日間の猶予が与えられると判断しました。
その理由は、BloomZが株式の市場価値及び初期上場基準を満たしたと認識され、さらに株式併合(リバーススプリット)を実施する意向があったためです。
今後の見通し
この180日間の猶予期間中、BloomZの普通株式が連続して10営業日以上、終値が1.00ドルを超えることが条件となります。もしこの条件が満たされれば、BloomZはNASDAQにおける継続的な上場を維持できます。しかし、期限内に要件が満たされない場合は、上場廃止の通知を受けることになり、最終的にはNASDAQの審査委員会に異議申し立てを行うことができます。
BloomZは、今後も株価の動向を注意深く監視し、NASDAQの規則に従うための選択肢を検討する方針を示しています。また、今回の猶予が会社全体の業績に与える影響は軽微と予測されていますが、状況が変わることがあれば速やかに公表することも約束されています。
企業としての評価
BloomZはNASDAQ上場に向けて新たなチャンスを掴むための重要なターニングポイントに立っています。株主・投資家は、今後の動向を見守りつつ、BloomZの進展に期待を寄せるでしょう。今後もBloomZが市場での存在感を示せるか、注目したいところです。
この動きは、同社にとって新たな成長の機会であり、投資家にとってもホットなニュースと言えるでしょう。株価が果たして条件をクリアし、NASDAQでの継続上場が果たせるのか、今後の展開から目が離せません。