スマートホームの標準規格団体Connectivity Standards Alliance(アライアンス)が、日本支部を設立しました。
アライアンスは、スマートホーム分野における無線通信規格の標準化を推進しており、世界中の企業が加盟しています。Apple、Google、Amazonといった大手企業も含まれており、業界を牽引する存在と言えるでしょう。
日本支部は、アライアンスの活動内容を日本企業に広く伝えるとともに、日本企業の参入を促進することを目的としています。
日本支部の会長には、スマートホーム事業開発のコンサルティングおよび伴走支援を行うX-HEMISTRY株式会社代表の新貝文将氏が就任しました。
新貝氏は、スマートホームの標準化が、ユーザー体験の向上と市場の成長に不可欠であると強調しています。アライアンスの取り組みは、世界的なスマートホーム市場の成長を加速させる力となるでしょう。
日本支部では、日本語を基本的な共通言語とし、定期的な情報交換を通じて、メンバー企業間の連携強化を目指します。
また、技術的な取り組みとして、Matterに関する技術部会「Matter Technical Interest Group(Matter TIG)」を設立し、Matterに関連する技術共有や日本発の仕様提言なども検討していく予定です。
日本支部の設立は、日本のスマートホーム市場の更なる発展に大きく貢献すると言えるでしょう。
X-HEMISTRY株式会社について
X-HEMISTRY株式会社は、スマートホーム事業に関するコンサルティングや伴走支援を行う企業です。
同社は、海外の最新情報やスマートホームデバイスの体験機会を提供することで、スマートホーム業界への理解促進をサポートしています。
また、新規参入時の事業戦略設計や既存事業へのコンサルティングなど、幅広いサポートを提供しています。
スマートホーム市場の未来
スマートホーム市場は、世界的に成長を続けています。
日本においても、多くの企業がスマートホームへの取り組みを始めており、市場の拡大が期待されています。
Connectivity Standards Alliance日本支部の設立は、日本のスマートホーム市場の成長を加速させるための重要な一歩となるでしょう。
今後、日本支部がどのような活動をしていくのか、注目が集まります。