鹿児島県で宇宙の夢が育つ!EPSILON CUP 2025大隅肝付の魅力
11月1日(土)、鹿児島県内で中高生たちが集結し、夢を胸に抱いて挑戦する「EPSILON CUP 2025大隅肝付」大会が初めて開催されます。この大会は、一般社団法人九州みらい共創が協力し、宇宙甲子園実行委員会が推進するものであり、未来の宇宙産業を担う人材を育成することを目的としております。
宇宙甲子園とは、全国の中高生が宇宙やサイエンスに興味をもち、ロケットや人工衛星の設計、製作から実験までを行う競技です。特に、EPSILON CUPでは、自ら設計したモデルロケットの打ち上げ高さと滞空時間を競います。この挑戦を通じて、生徒たちは実践的な力とチームワークを育みます。
大会の詳細
大会は、肝付町内之浦の総合グラウンドで行われ、8つのチームが参加します。優勝チームには、全日本大会への推奨チャンスが与えられ、さらに全国大会での優勝者は世界大会出場という栄誉が待っています。現地での観覧に加え、YouTubeライブ中継も予定されており、全国の方々がその模様を楽しむことができます。
参加チームの紹介
大会には県立楠隼高の「Apogee Boys」、池田中の「チームIKEDA」、日本宇宙少年団鹿児島分団の「宇宙少年団鹿児島分団」など、実に多彩なチームが参加します。それぞれのチームは独自の挑戦と情熱を持っており、具体的な活動や学習を経てこの大会に臨みます。
- - Apogee Boysは、仲間と共に挑戦を続ける精神を持ち、全力で成果を掴みに行くと宣言。
- - チームIKEDAは、日頃のグループ研究を活かし、協力してプロジェクトに取り組むことが特徴です。
- - 宇宙少年団鹿児島分団は、異なる学校から集まった4人で活動し、毎月の学習と工作を通じて技術を磨いてきました。
この他にも、技術力に自信を持つ「藍色空間」や、元気で挑戦的な「ウラヌス」など、多様なチームが個性を大いに発揮します。また、「どせいさん」は、試行錯誤を重ねて問題解決に取り組む力をアピールし、最後まであきらめない姿勢で臨みます。
宇宙甲子園の理念と未来
宇宙甲子園は、未来の宇宙産業人材を育てる重要な場です。様々な体験を通じて、問題を解決するための力や、チームワーク、プロジェクトマネジメントのスキルを育成します。特別アドバイザーの宇宙飛行士、山崎直子氏もこの取り組みを高く評価しており、全国の仲間と切磋琢磨する場としての意義を強調しています。
この大会が実施されることで、中高生たちはただ宇宙に関心を持つだけでなく、自らの手で夢を叶える力を養うことができるのです。今後、全国大会や世界大会を目指す中で、彼らの成長が楽しみです。
終わりに
「EPSILON CUP 2025大隅肝付」は、鹿児島から宇宙の夢を広げる大きな一歩です。当日、現地で応援することで、彼らの挑戦を力強くサポートしましょう。