信号電材が支援！中高生向けデジタル教育へPC寄贈

笑顔で未来を迎えるために

最近、認定NPO法人CLACKが信号電材株式会社から36台の使用済みPCを寄贈されました。この取り組みは、経済的な困難を抱える中高生にデジタル教育の機会を提供し、彼らの自走力向上を目指すものです。CLACKは2021年6月から「Pass the Baton（パス・ザ・バトン）」というプロジェクトを進めており、企業からの寄贈PCを活用して、完全無料のデジタル教育やキャリア教育を行います。中高生にとって、これらのプログラムは学びを深め、将来的な自走を支援する重要な機会です。

「Pass the Baton」の取り組み

このプロジェクトでは、企業から寄贈された使用済みのPCを通じて、困難を抱える中高生に必要なデジタル技術を教えています。寄贈されるPCは、業務提携企業である株式会社パシフィックネットによって、データの消去が行われ、再クリーニング・OSの再インストールが施されてから中高生の手に届けられます。これにより、安全で安心できる環境でデジタルスキルを学ぶことが可能になります。

中高生の学びの様子

実際に、このプロジェクトに参加した中高生たちは、寄贈PCを使用して様々な技術や知識を学んでいます。プログラミングやITスキルの向上に努める彼らの様子からは、未来に向けた希望が感じられます。このような取り組みは、単にPCを提供するだけでなく、自分自身のスキルを磨き、未来の選択肢を広げるための支援とも言えます。

累計1,600台の寄贈実績

これまでの数年間で、CLACKの「Pass the Baton」は多くの企業の賛同を得て成長してきました。これにより、寄贈されたPCの総数は1,600台を超えています。このような企業との連携によって、より多くの中高生に学ぶ機会が提供されているのです。

企業への寄贈のお願い

もし、企業の担当者が寄贈を検討しているなら、CLACKの公式ページを訪れて詳細を確認することができます。また、デジタル教育を受ける中高生たちにとっての環境をより良くするために、企業からの協力を募集しています。

信号電材株式会社を紹介

信号電材株式会社は、交通インフラの課題解決のために1972年に創業され、長年にわたり交通信号灯器や信号柱などの製造・販売を行っています。企業理念は「いつの時代も安全安心を創る」とし、交通インフラの健全な発展に寄与しています。彼らの支援が、このプロジェクトを通じて中高生に新たな学びの可能性を提供していることは特筆すべき点です。

CLACKのビジョンと活動

認定NPO法人CLACKの活動は、子どもたちが未来に希望を持てるようサポートすることです。デジタル教育やキャリア教育を無償で提供し、それによって世代を超えた貧困連鎖の解消を目指しています。大阪と東京を拠点に、約500名の高校生がプログラムに参加し、数多くのプログラミング体験会が開催されました。これからもCLACKは、多くの中高生が自分の力で未来を切り拓く手助けを続けていくでしょう。