医療と介護を結ぶ重要な一冊の誕生
2026年3月下旬、医師青柳直樹が執筆した初の著書『特別養護老人ホームのための「協力医療機関連携」ガイド』が全国の書店やウェブサイトで販売されます。この書籍は、介護事業者向けに医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社が発行しており、青柳自身も同社の代表取締役として、介護と医療の連携問題に長年取り組んできました。
出版の背景
令和6年度(2024年)の介護報酬改定に伴い、特別養護老人ホームなどの施設は「24時間対応可能な協力医療機関」との連携が求められることとなりました。この新たな要件に対する施設長たちの不安は非常に大きく、ドクターメイトの調査によると、74.1%の施設長が「不安を感じている」と回答しています。特に、医療機関との交渉や、要件の適合性、実務の煩雑さといった点が課題とされています。
書籍の内容
本書は、こうした現場のニーズに応えるために執筆されています。医療機関との交渉で直面する「目的のズレ」や「期待のズレ」を解決するための具体的な戦略を解説し、連携を成功させるためのノウハウを提供します。また、本書には「協力医療機関協定書」のテンプレートや、自治体への届出方法に関する情報も掲載されています。
さらに、実際の連携事例を6件紹介し、どういった方法で施設が医療機関と連携を深めたのかを具体的に示すことで、読者が実用的に活用できる内容となっています。これにより、専門的な知識を持たない施設長でも、安心して新制度に対応できる手助けとなることを目指しています。
著者の思い
青柳医師は、医療と介護のスムーズな連携の重要性を強調し、専門的な知識や経験が少ない現場職員でも使いやすい形で知見を共有したいと考えています。彼は「義務化への戸惑いや医療機関への遠慮」といった現場の声を踏まえ、この本を通じて、医療機関との信頼関係を築くための実践的なパートナーとなることを目指しています。
本書の特徴
1.
交渉術の実践:医療機関側と介護施設側の目的や期待の違いを整理し、より良い関係を築くための具体的な交渉方法を解説。
2.
最新のテンプレート:令和6年度の制度改定に準じた協定書テンプレートや自治体への届出書類の書き方を提供。
3.
リアルな事例:実際に連携を成功させた各施設の事例を紹介し、成功の鍵となる要素を生々しく伝えます。
青柳医師のこだわりが詰まったこの一冊は、医療と介護をつなぐ存在として、現場の課題解決に寄与することでしょう。介護施設の職員や施設長必見の内容となっており、2026年の春が楽しみな一冊です。