デイビッド・ロバートンがSURF MusicのCMOに就任
音楽業界での革新を目指すSURF Musicが、新たにデイビッド・ロバートンをCMOとして迎えました。ロバートンは過去にアイゼンバーグやワーナー・ミュージックでのグローバルマーケティングの経験を持ち、音楽クリエイターの収益化を促進するデジタルマーケットプレイスの「SURF Music」の成長に貢献することが期待されています。
音楽の力をクリエイターに
SURF Musicは「Bringing Power Back to Music Creators」というスローガンのもと、音楽クリエイターやレーベルなどのバイヤーをつなぎ、未発表楽曲の共有や新たな才能の発掘を促進することを目指しています。ロバートンがSUFR Musicに加わることで、AIを活用したマーケティング戦略が展開され、さらなるグローバル展開が見込まれています。
豊富な経験を持つロバートン
ロバートンは、David Bowie、Madonna、REMなどの著名アーティストたちのブランド戦略やマーケティングを手がけてきました。また、IntelやTurtle Beach、Nokiaなどの企業とのコラボレーションでも知られています。在籍していたayzenbergでは、Intelのヨーロッパ向けインフルエンサーキャンペーンを指揮し、Turtle BeachではCall of DutyやFIFA、Star Warsとの国際的なマーケティングプロジェクトを展開しました。
特に、Nokiaでは音楽配信プラットフォーム「Music Recommenders」の共同開発に取り組み、その過程で関連技術の特許を取得したことがあります。ソーシャルメディアやクリエイターエコノミーの先駆者として、音楽とテクノロジーの融合を実現してきた彼のリーダーシップが、SURF Musicの今後に期待される所以です。
SURF Musicのサービス
SURF Musicは、2023年3月にグローバルローンチを果たし、現在約4.1万人のユーザーが登録しています。未発表デモ音源を共有する機能や、楽曲リクエスト「コンペ情報」を通じて効率的にアーティストとバイヤーのマッチングを実現。AIによる楽曲タグの自動付与や「マジックサーチ機能」を備え、求める楽曲を簡単に探し出せる設計になっています。また、クリエイター間のデータ共有やコミュニケーションをスムーズにする「SURF Sessions」も好評です。
全ての取引収益はクリエイターに100%還元される仕組みで、音楽クリエイターたちがその才能を収益化するための支援を積極的に行っています。
CEO小堀ケネスのコメント
SURF MusicのCEOである小堀ケネスは、「私たちは音楽ファンとアーティストをつなぐ新しい音楽体験の場を創造します。ロバートンの加入により、世界水準のマーケティングとブランド構築により一層取り組んでいきます」と述べています。音楽クリエイターに力を戻す新しい取り組みに期待が高まる中、SURF Musicはさらなる成長を目指して邁進していくことでしょう。
SURF Music会社概要