埼玉県立熊谷図書館にて開催される文化講座「江戸時代の本と本屋さん」
埼玉県立熊谷図書館では、令和7年度の文化講座として「江戸時代の本と本屋さん」を予定しています。この講座では、江戸時代の本屋や出版に焦点を当て、特に蔦屋重三郎という重要な役割を担った出版元について学ぶことができます。この時期の出版文化が再評価されている背景には、2025年1月から放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』があります。
講座の詳細について
この講座は
松永瑠成氏(筑波大学特任助教)が講師を務めます。松永氏は、江戸時代の本屋やその役割、仕事について詳しく解説してくださいます。また、明治時代以降の埼玉の本屋についても紹介が行われる予定です。この貴重な機会に、江戸時代の出版文化に根ざした知識を深めてみませんか。
日時と場所
- - 日時:令和7年9月23日(火曜日)13時30分から15時30分(13時開場)
- - 場所:県立熊谷図書館 1階鑑賞室
熊谷市箱田5-6-1
JR高崎線または秩父鉄道熊谷駅から徒歩20分の距離にあります。
定員と申し込み方法
この講座は一般参加者30名を対象としており、参加は無料です。ただし、抽選制となるため、定員に達した場合は抽選を行い、結果は9月12日(金曜日)までに通知される予定です。
申し込みは、以下の方法で行えます:
- - 来館(県立熊谷図書館2階カウンター)
- - 電話
- - 埼玉県電子申請・届出サービス
申し込み受付期間は、8月22日(金曜日)から9月10日(水曜日)までです。
特別展示も同時開催
講座に加え、2階ロビーでは「江戸の出版文化」と題された関連資料展も行っています。この展示では、江戸時代における本屋の役割や出版文化に関する資料が紹介されており、埼玉県の出版に関する歴史的な資料も揃えられています。展示は8月5日(火曜日)から9月28日(日曜日)までの期間にわたって開催されていますので、講座参加者はぜひ合わせて訪れてみることをおすすめします。
参加のメリット
参加者は、貴重な和本や本を作るための版木など、実際に手に取って見ることができる貴重な機会です。江戸時代の本屋やその文化についての理解を深める絶好のチャンスです。興味がある方はぜひ参加を検討されてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
県立熊谷図書館において、この講座に関する詳細な情報や他の質問がある場合は、下記までお問い合わせください。
- - 住所: 〒360-0014 熊谷市箱田5-6-1
- - 電話番号: 048-523-6291
人文・社会科学資料担当まで。
この機会に江戸時代の出版文化に触れ、歴史を感じる体験をしてみませんか。