IoTで変わるマンション管理
2024-12-17 11:27:46

マンション管理業界に革新をもたらすIoTサービス「モバカン」の導入

マンション管理業界に革新をもたらすIoTサービス「モバカン」の導入



最近、パナソニックが提供するマンション管理IoT化サービス「モバカン」が株式会社トラストコミュニティに採用されました。トラストコミュニティは、山口県下関市に本社を置くマンション管理業者で、エス トラストの「オーヴィジョンマンションシリーズ」を含むすべての管理物件に「モバカン」を導入する計画です。

従来は紙媒体を使った情報の発信や議決権行使が行われていましたが、デジタル化の推進により、業務の効率化が期待されています。具体的には、情報発信を電子化することで印刷や郵送にかかる手間を削減し、管理組合の利便性を向上させることを目指しています。

DX推進に向けたサービスの導入



トラストコミュニティでは、マンション管理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化への関心が高まっています。特に「モバカン」の「掲示板・書庫サービス」は、マンション内で必要な情報を電子化し、各住戸のインターホンやLINEミニアプリを通じて配信できる機能を持っています。これにより、住民は必要な情報を手間なく受け取ることが可能になります。

営業部マンション管理課の岩崎祐介係長は、「オーヴィジョンマンションの入居者からもIoT化の要望があり、当社も社員の働き方改善を目指しているため、モバカンの導入が両者のニーズを満たすと考えた」と述べています。

ユニバーサルデザインの重要性



現代のマンション管理業務には、多様な住民が等しくサービスを享受できるユニバーサル性が求められています。「モバカン」は、インターホンやスマートフォンのLINEアプリを利用して情報配信を行うため、全ての居住者が利用しやすい仕様となっています。

このシステムの導入により、管理会社や管理組合からのお知らせが紙からデジタルに移行し、情報の確認が容易になります。また、必要に応じてアンケート機能も活用することができ、スムーズなやり取りが実現します。

マンションにおける新しい生活



このように、タッチレスで迅速に情報を得られる「モバカン」は、多くのメリットを提供します。これに加え、パナソニックは今後、EV充電サービスなど新たなソリューションを「モバカン」と連携させ、より便利で快適な生活環境の実現を目指しています。

会社概要



  • - 株式会社トラストコミュニティ
事業内容:分譲マンションの総合管理業務、損害保険代理業、生命保険代理業
設立:平成17年11月30日
公式サイト:www.strust.co.jp/community/

  • - 株式会社エス トラスト
事業内容:分譲マンション「オーヴィジョンマンション」の企画販売、不動産仲介業務
設立:平成11年1月20日
公式サイト:www.strust.co.jp/

今年、IoTサービスの普及はますます進んでおり、マンション管理の現場に革新をもたらす「モバカン」の導入は、この流れに拍車をかけることでしょう。これからの生活がどのように変わっていくのか、注目です。


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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

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