バタフライ基金が奈良県天理市に卓球台を寄贈する意義とその背景

バタフライ基金の卓球台寄贈

卓球のブランド「バタフライ」を展開する株式会社タマスが、一般社団法人バタフライ基金を通じて奈良県天理市に卓球台を寄贈しました。この寄贈は、卓球文化の振興や若手選手の育成を重視するバタフライ基金の活動の一環です。

バタフライ基金の誕生経緯

バタフライ基金は2014年に設立されて以来、日本国内の中学校や高等学校の部活動にトレーニングボールを寄贈するなど、卓球の普及に努めています。設立当初から、「卓球を通じて社会に貢献したい」という思いが強く、地域のスポーツ振興を支援するための活動を展開してきました。

天理市に寄贈された卓球台

今回寄贈された卓球台は、天理市立総合体育館に2台です。ここはバタフライ基金の代表理事であり、地元出身の大澤卓子が長年使用されている古い卓球台を見たことがきっかけで、寄贈を決定した場所です。7月12日（土）に行われた贈呈式では、大澤が目録を天理市長の並河健氏に手渡し、その後始球式も行われました。このようなイベントは、地域住民やスポーツ愛好者にとって、バタフライの意向を感じる良い機会となります。

今後の活動

バタフライ基金は今後も卓球を通じて社会に役立つ活動を続けていくとしています。若手選手の育成や地域スポーツの振興にさらに力を入れていく方針です。卓球の普及活動は、ただ用具を提供するだけでなく、競技自体の魅力を伝え、後進の選手たちが成長できる環境を整えることも目的としています。

株式会社タマスについて

株式会社タマスは、1950年に設立され、卓球用品の総合メーカーとして国内外で高い評価を受けています。創業者である田舛彦介が自身の理想を追求するために立ち上げたこの企業は、近年では卓球の普及活動にも力を入れ、2025年からは日本の男女卓球代表のオフィシャルサプライヤーとしても活動を展開します。バタフライブランドは、世界198の国や地域に普及し、多くのトップ選手に愛用されています。

このように、バタフライ基金の活動は卓球界における大きな支えとなっており、地域コミュニティとの絆を深める一助となることでしょう。新たに寄贈された卓球台が、天理市の卓球文化のさらなる発展に寄与することが期待されます。