ツーリズムEXPOジャパン2024におけるパナソニックの出展
2024年9月26日から29日まで、東京ビッグサイトで行われる「ツーリズムEXPOジャパン2024」において、パナソニックグループが初めて出展します。この展示会は、観光業界の新たな協業や共創の機会を生むことを目的としており、特にインバウンド市場の成長が期待されています。
最近の予測によると、2024年のインバウンド消費額は7兆円を超えると推計されています。また、2025年に開催される大阪・関西万博が、さらなるインバウンドの増加を促す要因となるとされています。国土交通省観光庁は日本を観光立国とするための成長戦略を掲げ、インバウンド需要の喚起に力を入れています。
展示内容と新たなビジネスの展開
パナソニックグループは、展示会において自治体や観光地域づくり法人、交通事業者、業界関係者、そして一般消費者に向けて、主に以下の3つのソリューションを提案します。
1.
ツーリズムDXソリューション: デジタル技術を活用し、旅行者の満足度を向上させると同時に、事業者の業務効率化を実現。
2.
空間演出ソリューション: 夜間に商業や文化を充実させることで、インバウンド消費を促進し経済の活性化を図ります。
3.
ホスピタリティソリューション: 観光とスポーツ観戦を結びつけたビジネス展開にも対応。
展示ブースは大きく2つのゾーンで構成され、ツーリズムゾーンとスタジアムスポーツゾーンを設けています。これにより、観光地訪問やイベント体験、スタジアム体験を通じて、訪れる観客たちに多彩な体験を提供します。
具体的な展示内容
ツーリズムゾーンでは、以下の革新的な技術を使用します:
- - 透明有機ELディスプレイを活用した展示ガイド
- - 遠隔コミュニケーションシステム「AttendStation(R)」によるイベントガイド
- - QRコードを活用したスタンプラリー
- - デジタルサイネージを使った観光ガイド
- - クラウド型の街巡りガイドサービスによる謎解き体験
スタジアムスポーツゾーンでは、以下の内容が紹介されます:
- - パナソニックスタジアム吹田でのホスピタリティソリューションの紹介
- - AR技術を使った記念撮影体験
- - VIPルーム観戦の疑似体験の展示
- - 顔認証による決済デモ
- - セルフレジ体験でのマルチセンシング技術の活用
本展示会は、パナソニックにとって新たな商材やソリューションの市場調査を行う良い機会です。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、さらなるインバウンド需要の高まりに備え、社会実装を目指しています。
展示会情報
- - 開催期間: 2024年9月26日(木)~9月29日(日)
- - 会場: 東京ビッグサイト 東4ホール ブース番号L-017
- - 公式サイト: ツーリズムEXPOジャパン公式
この機会に、パナソニックが提案する新たな観光体験をご確認いただき、観光業界の未来について一緒に考えてみませんか。