今治のボート競技
2024-10-03 21:46:26

今治市が新たなボート競技「コースタルローイング」の聖地に。国内初の大会も開催中!

新たなボート競技「コースタルローイング」とは


今治市が誇る解放感溢れる海岸、鴨池海岸で新しいボート競技「コースタルローイング」が注目されています。特に、2028年ロサンゼルスオリンピックで正式種目に決定した「ビーチスプリントローイング」は、海をフィールドにしたこれまでになかったローイングスタイルを象徴しています。

コースタルローイングの歴史と特徴


コースタルローイングは2000年代に誕生した新しい競技で、オープンウォーターでボートを漕ぐスタイルが特徴です。波や風の影響を受けるため、選手たちは高度な技術が求められます。2006年以来、世界選手権がヨーロッパの有名観光地で開催されるなど、競技の人気は急速に広がっています。

特に、ビーチスプリントローイングは、砂浜でのスタートと、250メートル先のブイを折り返して速さを競う形式で行われます。2028年オリンピックでの正式採用が決まったことで、さらに盛り上がっています。

今治市と鴨池海岸の魅力


今治ローイングクラブが2019年に国内初のビーチスプリントローイング大会「Beach Rowing Sprint Games」を開催し、その後も継続的に大会が開かれています。リーダー的存在の今治ローイングクラブは、コースタルローイングの普及に努めています。

鴨池海岸の特徴は、瀬戸内海国立公園内に位置し、美しい白砂が約800メートルも続く風光明媚な海岸です。近年、マリンスポーツやキャンプ需要の高まりを受けて、観光地としての魅力が増しています。また、夕日が映えるスポットとしても人気があり、映画『がんばっていきまっしょい』のロケ地としても知られています。

「Beach Rowing Sprint Games2024」開催の様子


2024年の大会は9月28日と29日に開催され、日本国内外からトップ選手が集結し、熱い戦いが繰り広げられました。USA代表のクリストファー・バク選手をはじめ、さまざまな国の代表選手が参加し、国際色豊かな大会へと成長しています。

主な結果


  • - 男子CM1×:クリストファー・バク(USA)優勝
  • - 女子CW1×:北村莉子(JPN)優勝
  • - 混合CMix2×:荒川龍太(JPN)・冨田千愛(JPN)優勝

今後の展望


今治ローイングクラブの八木陽介コースタルローイング委員長は、「鴨池海岸は絶好の水域で、今後もこの地域での大会の意義が高まることを期待しています」とコメントしています。また、選手たちもそれぞれ目指すオリンピックに向けて一層の努力を続ける姿勢を見せています。

今後ますます盛り上がるコースタルローイング、この競技を体験したり観戦に訪れて、今治市の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。


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今治市役所
住所
愛媛県今治市別宮町1丁目4番地1
電話番号
0898-32-5200

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