株式会社日東社が提案する新しいスタイル
2023年6月9日、兵庫県姫路市に本社を置く老舗企業、株式会社日東社が新たに「FABRIC SIGNAGE(ファブリックサイネージ)」を発売しました。この製品は、店舗の雰囲気を壊すことなく、さりげなくかつ効果的に情報を伝えるためのPRツールとして設計されています。そして、布の質感によってより親しみのある空間を演出することができるのが特徴です。
創業125年の歴史
日東社は、1923年に設立され、マッチ製造からスタートした企業です。時代の流れと共に、広告マッチや挨拶状などのバリエーションを持ち、今では名入れライターやポケットティッシュなどの販促品にも進出しています。しかし新型コロナウイルスの影響や原材料の高騰などから経営危機に直面し、2023年7月には紙製品事業を譲渡する事態に。売上高は一年間で1/5に減少してしまいました。
この危機を乗り越えるため、日東社は新たな挑戦に乗り出します。それが「FABRIC SIGNAGE」の開発です。5代目の後継者である大西雅之氏が中心となり、デザイン会社の株式会社SASIとコラボレーションをし、デザイン性の高い新しい形ののぼり旗を目指しました。
「いいか」を「いいね」に
新製品「FABRIC SIGNAGE」は、従来の平面的なポスターとは異なり、店舗のインテリアやデザインに調和することを考慮して開発されました。そのコンセプトが『「いいか」を「いいね」にかえるのぼり』です。これは、チラシのように使えるスタイリッシュな布製の看板として、魅力を引き出すことを目的としています。
多様なスタイルでの提案
「FABRIC SIGNAGE」には、ハンガータイプ、スタンドタイプ、ウォールタイプの3つのスタイルが用意されています。各タイプは季節のメニューや商品告知、サービス案内など様々な用途に応じて選ぶことが可能です。
- - ハンガータイプ:店内のレールやフックに吊るして設置。動きがあり、布の質感を最大限に活かすことができます。
- - スタンドタイプ:テーブルやカウンターに立てることができ、シンプルさが際立っています。
- - ウォールタイプ:壁に掛けて設置でき、店舗のテーマに沿って目を引くデザインが可能です。
これらは全て、手軽にプロモーションできるため、特にインテリアにこだわる店舗オーナーにとっては新しい戦力となるでしょう。
日常使いもサポート
「FABRIC SIGNAGE」は店舗だけでなく、家庭でも活用できるのも大きな魅力です。部屋の雰囲気を気軽に変えることができる特性により、ペットの写真や家族のイベントを祝うものまで、多彩な用途で楽しむことができます。この製品は、場所を取らず手軽に配置できるため、リラックスした空間づくりをサポートします。
まとめ
株式会社日東社は新たな挑戦として、「FABRIC SIGNAGE」を通じて、商業空間だけでなく家庭にも新しい価値を提供しようとしています。創業125年の歴史の中で培った技術やデザインセンスを駆使した新プロダクトは、今後の業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
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