フィリピン・マニラで佐賀県産品プロモーションディナーを開催

フィリピン・マニラでの佐賀県産品プロモーション

佐賀県は、フィリピンのマニラにある高級日系ホテル「ホテルオークラマニラ」で、県産品のプロモーションを実施しました。このイベントは、県産農畜産物の海外市場での販路開拓と輸出拡大を目的としたもので、佐賀県農林水産物等輸出促進協議会の主催のもとに行われています。

今回のプロモーションイベントでは、特に佐賀牛と佐賀酒にスポットを当て、「SAGA ~A Wagyu Tasting Journey~」というテーマで、2日間にわたって開催されました。参加したのは、現地の富裕層を中心とした多くのゲストで、特に在フィリピン日本国大使館特命全権大使の遠藤大使ご夫妻にお越しいただきました。

シェフによる特別コースメニュー

イベントには、ホテルオークラマニラから3名の日本人シェフ、そして今回のために派遣されたホテル日航大阪の高島料理長の4名が参加。そのシェフたちは、佐賀牛と2種類の佐賀酒（天吹酒造、天山酒造）とのペアリングを考慮した特別コースメニューを用意しました。このこだわりの料理は、佐賀牛の美味しさを最大限に引き出し、参加者の舌を楽しませました。

当初の予定では、11月10日から12日の3日間で実施予定でしたが、フィリピンに接近した台風の影響により、初日は中止となりました。しかし、残りの2日間は無事に行われ、多くの方々が参加されました。

佐賀牛と佐賀酒の世界

佐賀牛の輸出が開始されたのは2014年で、現在ではマニラの数多くの高級レストランで味わうことができます。今回のプロモーションでは、県内の酒蔵とも連携し、代表的な佐賀酒をコース料理に合わせて振る舞いました。これにより、食事全体が新たなテイスト体験を提供し、参加者からは好評を得ました。

県産品のさらなる飛躍へ

佐賀県農林水産物等輸出促進協議会は、2007年に設立され、以来県産品の輸出拡大に向けた様々な取り組みを行っています。商談会や海外展示会を通じて、国際的なバイヤーとの関係を築き、尚且つ新たな市場開拓にも力を入れています。今回のプロモーションも、その一環として位置付けられています。

今後も、県内の生産者と連携しながら、佐賀県の魅力を広めていくことを目指していく所存です。県産品の認知度を高め、さらなる国際市場への拡大を図っていきます。