「呪詛受信」7/3発売
2024-07-03 13:55:43

「呪詛を受信しました」が7/3発売!現役新聞記者が描く、女子高生連続不審死事件の真相とは?

「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉に、現役新聞記者が描く衝撃作!



2024年7月3日、株式会社宝島社より、第22回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉作品『呪詛を受信しました』(宝島社文庫)が発売されます。

本書は、北海道東部の架空の地方都市を舞台に、女子高生・湊が、同級生の間で連鎖する死の真相を解き明かしていくミステリーです。陰惨な出来事が次々と起こりながらも、読者を飽きさせないテンポ感と、現代の高校生らしい会話表現が魅力です。

著者の上田春雨さんは、現役の新聞記者であり、本作が作家デビュー作となります。新聞記者としての経験を生かし、リアルな描写と社会への鋭い眼差しが光る作品に仕上がっています。

孤高のダークヒロインが活躍する、イヤミス系ハードボイルド



主人公の湊は、継母との関係が悪化し、早く自立するためにパパ活をしている女子高生です。彼女は、目的のためには手段を選ばない冷酷なリアリストであり、超自然的な力は信じていません。

物語は、湊の友人・飛鳥のスマートフォンに、事故死した中学時代の友人・美保から「死ね」というメッセージが届くことから始まります。その後、飛鳥は謎の死を遂げ、湊の周囲では死が連鎖していきます。

湊は、持ち前の頭脳と人脈を駆使して事件の真相に迫りますが、次第に自身も危険な状況に追い込まれていきます。絶体絶命の状況下でも冷静さを失わず、最善の解決策を探し続ける湊の姿は、読者に強い印象を与えます。

読後感に奇妙な解放感?



著者の上田春雨さんは、本書について、「主人公をこれでもかというほど酷い目にあわせましたが、彼女は地獄の歩き方を知っているので、きっとうまくやるでしょう。読み終わった時には、奇妙な解放感があると思います。」と語っています。

湊の冷酷で合理的な行動や、予測不能な展開は、読者に衝撃を与えながらも、同時に一種の爽快感をもたらします。ミステリーファンはもちろん、現代社会の闇に興味のある方にもおすすめです。

著者について



上田春雨さんは、1986年北海道帯広市生まれ。筑波大学社会学類卒業後、新聞記者として活躍しています。二人の子を持つワーキングマザーでもあります。

作品概要



タイトル: 呪詛を受信しました
著者: 上田春雨
出版社: 宝島社
発売日: 2024年7月3日
価格: 800円(税込)
ISBN: 978-4-299-02040-4

あらすじ

北海道のある町で暮らす女子高生の湊。継母と険悪な関係である彼女は、早く自立するためにパパ活をしている。 ある日、湊の友人・飛鳥のスマートフォンに、事故死した中学時代の友人・美保から「死ね」というメッセージが届く。それから間もなくして飛鳥は非業の死を遂げ……。彼女の死は、死んだ美保の呪いによって引き起こされたのか? 湊の周囲で連鎖する死の真相とは!?

作品への評価

「孤高のダークヒロインが活躍するイヤミス系ハードボイルドの快作」――大森 望(翻訳家・書評家)

まとめ



「呪詛を受信しました」は、現役新聞記者が描く、衝撃的なミステリー小説です。冷酷で合理的な主人公・湊の活躍と、予測不能な展開に、読者は最後までハラハラドキドキするでしょう。ぜひ、手に取って読んでみてください。


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