南砺市と株式会社BIOTECHWORKS-H2が提携
2023年7月、東京都渋谷区に本社を置く株式会社BIOTECHWORKS-H2が、富山県南砺市との間で水素生成事業に関する協定書を締結しました。この提携は、廃棄物から水素を生成し、再生可能エネルギーに変換することにより持続可能な循環型社会を構築することを目的としています。
提携の背景
廃棄物の資源化や再利用は、環境問題としてますます重要視されており、世界中でさまざまな取り組みが行われています。BIOTECHWORKS-H2は廃棄物を原料として水素を生成し、この水素をエネルギーとして活用する新しいビジネスモデルを構築しています。この技術は、廃棄物に新たな価値をもたらすだけでなく、脱炭素社会の実現にも寄与するものです。
締結式の詳細
協定書の締結式は、2025年7月22日(火)に南砺市役所別館にて行われる予定であり、南砺市長の田中幹夫氏とBIOTECHWORKS-H2の代表取締役CEOである西川明秀氏が出席します。この式典は、現地参加に加え、Zoomによるライブ配信も行われるため、全国どこにいても参加可能です。
協定事項
提携にあたって、以下の主要な項目が合意されています:
1. 西部清掃センター等の跡地を活用した廃棄物処理及び水素生成事業の事業推進。
2. 環境面及び安全面への配慮を行い、確認体制を整備。
3. 実証事業用地の無償提供による地域貢献。
4. 地域内資源の供給及び利活用に関する協力体制の構築。
5. 地元雇用の創出や人材育成による地域経済の波及効果の促進。
6. 循環型ビジネスモデルの構築と実証、社会実装に向けた技術及び知見の連携。
7. 本事業の成果を広く社会に発信し、実用化に繋げる取り組み。
8. その他、循環型社会の形成に資する取り組み。
気になる参加方法
取材希望者は、Googleフォームから申し込みが可能で、締め切りは2025年7月18日(金)17:00までとなっています。また、オンライン参加の方には事前にZoomリンクが提供される予定です。
未来を見据えた取り組み
BIOTECHWORKS-H2の水素生成事業は、環境負荷を減らす新しいエネルギーの形として注目されています。南砺市との提携を通じて、地域の課題解決の一助となるだけでなく、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出します。地域の皆さんも、この取り組みを通じて新たな雇用や経済活動が生まれることを期待できるでしょう。
公式ウェブサイト(https://www.biotechworks.co.jp)ではさらに詳しい情報が公開されています。今後の動向にもぜひご注目ください。