広島県府中市に本社を置く株式会社Asahichoは、早稲田大学との共同研究で開発したアシストスーツ「e.z.UP(R)」が、令和6年度中国地方発明表彰において日本弁理士会会長賞を受賞したと発表しました。
「e.z.UP(R)」は、従来のアシストスーツと比べて、腕と腰の両方を同時に補助できる点が大きな特徴です。また、補助力は無段階に調整可能で、休憩時や作業を行わない時は補助力を解除できるため、一日中着用したままで過ごせます。
さらに、1分で装着できる手軽さも魅力です。ブルゾンを羽織るような感覚で着用でき、腰部には足パーツを装着するだけです。軽量設計でわずか830gと、長時間着用しても負担になりません。
「e.z.UP(R)」は、バッテリーやモーターを使用していないため、高温多湿な環境や低温化でも使用可能です。また、洗濯もできるので、衛生的に使用できます。
Asahichoは、今後も「e.z.UP(R)」の開発を進め、より多くの人に快適な作業環境を提供していく予定です。
現在、広島県で開催されている緑十字展にて、「e.z.UP(R)」の試着が可能となっています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。