外国人社員の定着を支える新プログラム「おとなりさん・コーポレート・プログラム」
特定非営利活動法人アジア人文文化交流促進協会(JII)が新たにスタートした「おとなりさん・コーポレート・プログラム(OCP)」は、企業と地域社会が連携して外国人社員を支援するための画期的な取り組みです。これにより、外国人社員が日本で安心して生活し、職場でのパフォーマンスを発揮できる環境を整えることを目指しています。
外国人社員の課題
外国人社員の増加に伴い、彼らが直面する様々な課題も浮上しています。文化や生活習慣の違い、言語の壁、さらには家族のケアなど、職場では相談しづらい内容が多く存在します。最近の調査結果によれば、困ったことがあった際に組織に相談する外国人はわずか2.9%とされており、社内の相談窓口だけでは十分に支えられていないことが明らかです。このような背景を受けて、外部のサポートの重要性が強調されています。
プログラムでは、外国人社員本人だけではなく、その家族へのサポートも行い、さらに日本人社員が越境体験を通じて社会に参加できる機会を提供します。企業はこのプログラムを通じて、多様性の向上や地域社会との良好な関係構築を促進することが期待されています。これにより、外国人社員が「この会社に入社してよかった」と感じられる職場環境が形成されることでしょう。
プログラムの内容
「おとなりさん・コーポレート・プログラム(OCP)」は、2020年から実施されている「おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム(OFP)」を基に設計されています。このプログラムでは、外国人社員が地域の日本人ボランティアや日本人社員とつながることで、生活や文化、言語に関するサポートを受けられる仕組みを提供します。これにより、異文化理解が深まり、安心して生活できる環境が実現されます。
具体的には、以下のような3つの価値が提供されます。
1.
外国人社員の“安心”を支える
- 日本での生活相談や地域情報の提供
- 医療、教育、福祉、ライフライン等の生活支援
- 職場外での相談先の形成
2.
日本人社員の“成長”促進
- 社員ボランティアとして参加できる機会
- 異文化理解やコミュニケーション能力の育成
- 部署を超えた新たなつながりの形成
3.
企業の社会価値向上
- CSRと人事施策の統合
- SDGsやダイバーシティ推進への具体的な貢献
- 離職率の低下による採用コストの削減
成功のための基盤
JIIは過去5年間にわたり、1,600名以上の外国人住民と日本人ボランティアの相互理解の場を運営してきた実績があります。そのノウハウを活かし、安心・安全な運営体制を確立しているため、企業は新たに専任の担当者を設けることなく、迅速にプログラムを導入できます。何よりも、参加企業は従業員の負担を最小限にしつつ、ソフトランディングを実現できる仕組みです。
お問い合わせ
企業がこの「おとなりさん・コーポレート・プログラム」に興味を持った際は、JIIのウェブサイトや電話、メールでの問い合わせが可能です。興味がある企業は、まずは気軽に連絡してみてはいかがでしょうか。外国人社員の定着や活躍を考慮している企業にとって、魅力的な機会になることでしょう。
団体概要
- - 名称:特定非営利活動法人 アジア人文文化交流促進協会
- - 所在地:東京都目黒区下目黒5-27-5
- - 設立:2010年
- - 理事長:石川 憲彦
- - 公式サイト:JII公式サイト
このプログラムは、外国人社員がより良い環境で働ける未来を築くための一助となることが期待されます。