2023年のふるさと納税に関する最新情報
昨今、ふるさと納税の活用がますます注目されています。2023年におけるその動向が、主要22サイトを通じて「ふるさと納税ガイド」によって明らかになりました。ここでは、都道府県別の利用者数、利用率、平均寄附金額について詳しく見ていきましょう。
ふるさと納税の利用者数
日本全体におけるふるさと納税の利用者数は約1,000万人に達しました。これは昨年の約890万人から約110万人も増加したことを示しています。地域別に見ると、福岡県と北海道の順位が逆転する一方、その他の都道府県は人口の多い順に並んでいます。特に注目すべきは、前年比で大きな変動がなかったBEST10の順位です。
利用率の傾向
次に利用率について見てみましょう。2023年の日本全体のふるさと納税の利用率は13%となり、昨年の14.9%から1.4ポイントの減少が確認されました。この結果、上位にランクインしたのは京都府、奈良県、滋賀県などで、関西地方が非常に高い利用率を示しています。さらに、大阪府と兵庫県を合わせると、BEST10のうち5つが関西地方という結果に。
対照的に、東北地方の利用率は低く、宮城県を除く5県が苦戦している状況です。特に東京都と岩手県との間には3.05倍以上の差があるなど、地域格差が浮き彫りとなっています。
平均寄附金額の詳細
ふるさと納税の平均寄附金額は全体で9万9,649円となり、東京都がトップに立ちましたが、他の地域との相関性は薄いという結果も見受けられます。寄附金額の高低が必ずしも利用率や利用者数に直結するわけではないという興味深いデータが浮かび上がります。
2024年に向けての展望
2024年に突入するにあたり、ふるさと納税ガイドは、より多くの人々にこの制度を身近に感じてもらうこと、楽しんでもらうことを目指しています。また、自分たちの住んでいる地域のために寄附を行うことで、自治体の財源を確保する大切さも広めていきます。特集ページでは、利用者数や利用率、平均寄附金額に関する47都道府県の詳細なエクセルデータが無料で公開されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
参考情報
今後もふるさと納税を利用した地域活性化にご期待ください。