先進企業によるシステムズエンジニアリングシンポジウムが示す未来の方向性

システムズエンジニアリングシンポジウムの新たな潮流

2025年2月に、イノベーティブ・デザインLLCが東京・品川で「システムズエンジニアリング/Model-Basedシステムズエンジニアリングシンポジウム2025 領域横断・迅速果断」を開催します。このシンポジウムは、オンライン形式（13日と20日）およびリアルイベント（27日）を組み合わせ、特に自動車業界で活躍しているトヨタ自動車や本田技研工業からの専門家を招きます。彼らは、複雑なプロジェクトにおける全体デザインや関係者との連携の重要性を解説し、最新の実践事例を共有します。

開催の背景

近い未来、私たちを取り巻くテクノロジーやサービスの環境は、急速に変化しています。自動運転やIoT、AI、そして新たなXaaSといった技術が進化する中で、これらの技術を組み合わせたシステムの設計や実装が求められています。前回のシンポジウムでは、200社以上、1,000人以上が参加し、多くのフィードバックを得られました。それを反映し、今回はさらに多様な業界の参加が期待されています。

本シンポジウムでは、システムに関するアプローチ方法や、システムズエンジニアリング（SE）、およびModel-Basedシステムズエンジニアリング（MBSE）における先駆的な事例を学ぶ機会が提供されます。自動車、宇宙、防衛、医療機器など、多岐にわたる分野から得られた知見を通じて、実務者同士のネットワーキングを促進し、システムズエンジニアリングやMBSEのコミュニティを活性化させることが目的です。

シンポジウムの詳細

シンポジウムは、以下のように構成されています：

- ### 開催日時

- 2025年2月13日（木）9:30～12:00
- 2025年2月20日（木）9:30～12:00
- 2025年2月27日（木）10:00〜17:15（その後レセプション）

- ### 参加費

- 無料（ただし、27日のレセプションは1,000円）

- ### プログラムの詳細および参加申し込み

- シンポジウムウェブサイト

各講演者は、システムの全体像を理解し、その中での最適な意思決定プロセスがいかに重要かを示します。特に、トヨタ自動車の岡野氏からは宇宙開発におけるシステムエンジニアリングの重要性が語られる予定であり、同社の長谷川氏からは量産開発におけるMBSEの経験が紹介される予定です。本田技研工業の大久保氏からは、さまざまな関係者を巻き込んだ開発現場の最新の取り組みが報告されます。

参加対象

このシンポジウムは、システムズアプローチやMBSEに興味がある企業の実務リーダーやマネジメント層、経営層の方々に特に有益です。新規事業や複雑なシステム開発における課題解決のヒントとなる貴重な学びの場となるでしょう。

シンポジウム参加を希望される方は、予定期間内にお申し込みをお忘れなく。未来のシステムエンジニアリングを一緒に学んでみませんか。詳細な情報やお申し込みは、こちらのリンクをご覧ください。