KNT-CTホールディングスと出島フットボールが提携
2026年6月、KNT-CTホールディングス株式会社(東京・新宿区)と、オランダ2部リーグのサッカークラブ「MVVマーストリヒト」の共同オーナー出島フットボールがパートナーシップ契約を締結しました。この契約は、日本と欧州を繋いでサッカー人材を育てることを目指しています。
進化する教育旅行とサッカー人材育成
KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリストを中心に長年にわたり、教育旅行やスポーツ関連事業に取り組んできました。一方、出島フットボールはフットボール人材育成のためにオランダに新たな拠点を設立し、日欧を繋ぎながら複数の育成プロジェクト「MVV Maastricht Football HUB」を運営しています。
このパートナーシップの目的は、選手や指導者、さらにはスポーツビジネスを支える人材の育成にあります。両社は国際経験を提供し、幅広いサッカーの人材を育てるために力を合わせます。
主な取り組み内容
1. 「MVV Maastricht Cup」への協賛
2026年8月15日・16日に、オランダ・マーストリヒトで開催されるU17世代向けの国際大会「MVV Maastricht Cup」に、近畿日本ツーリストが協賛します。この大会では、若い選手たちが欧州での国際経験を積むことができる機会を提供し、出島フットボールが運営を手掛けます。近畿日本ツーリストは、日本選抜チームのための渡航や宿泊の手配を行い、出発前の函館キャンプの運営もサポートします。
2. 欧州遠征プログラム
出島フットボールは、所有するスタジアムや練習環境を提供し、オランダ、ベルギー、ドイツのクラブと連携し質の高いマッチメイクを支援します。また、スポーツビジネス研修や指導者、トレーナー、栄養士、通訳といった職業への理解を深める教育プログラムも展開します。
新たな時代の到来
KNT-CTホールディングスの小山佳延社長は、教育旅行の未来には旅行会社の役割が変わりつつあると述べています。参加した生徒にとっての価値を重視し、スポーツへの多角的な関わりを持つ旅行プログラムを開発していくとのことです。
一方、出島フットボールの利重孝夫CEOは、本提携により質と量の両面でプログラムの向上が見込めると期待を寄せています。国際経験を得る機会を提供することで、日本のサッカー界だけでなく、広くスポーツ界全体に貢献していく意向を明らかにしています。
企業の背景
KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムの持株会社で、教育旅行を祖業として1947年に設立されました。海外旅行やスポーツイベントの運営にも強みがあります。
出島フットボールは、オランダを拠点とする企業で、国際的に活動するプロフェッショナルチームによって構成されています。次世代の人材育成を重視し、国際ビジネスを通じて様々な事業を展開しています。
未来への一歩
KNT-CTホールディングスと出島フットボールは、この新たな提携を通じて、次世代のサッカー人材育成に寄与することを目指しています。今後の活動に注目です。