ポラスグループ、エコビルダーズアワードでの受賞
ポラスグループ株式会社中央住宅は、令和7年度の『東京エコビルダーズアワード』において、持続可能な住宅の推進に向けた取り組みが評価され、《ハイスタンダード+(プラス)賞》をはじめとする複数の賞を受賞しました。東京都環境局が主催するこのアワードは、環境性能の高い建築物の普及を目指す事業者を表彰するもので、企業の持続可能な発展に寄与しています。
令和7年度東京エコビルダーズアワードの目的
このアワードは、環境報告書制度の導入を促進することを目的としており、優れた実績を持つ企業を認知し、都民への情報発信を通じて、建築物の脱炭素化に対する意識を高めることを意図しています。東京都環境局のホームページでも、詳細な情報が提供されています。
受賞の詳細
ポラスグループの受賞は、令和6年10月から令和7年3月の間に新築された住宅が、すべて建築物環境報告書制度の基準を満たしたことによります。この基準には、断熱や省エネルギー性能、再生可能エネルギー設備の設置が含まれており、各部門で下記の数値基準が設けられています。
1.
断熱・省エネ性能部門
- 住宅のUA値が0.6以下
- 分譲戸建住宅のBEI値が0.8以下
2.
再エネ設備設置量部門
- 年間の設置可能棟数に基づく基準値に達すること
これに基づき、ポラスグループは、断熱性や省エネルギー設計において特に優れた評価を得ました。
今後の展望
ポラスグループは、受賞を契機に住宅の省エネルギー化と快適性の両立をさらに推進する意向を明らかにしています。持続可能な社会の実現を目指し、今後も先進的な技術を用いた家づくりや街づくりを進めていく姿勢が伺えます。
東京ゼロエミ住宅
また、11月には東京ビッグサイトで行われた「ジャパンホームショー&ビルディングショー」に参加し、受賞企業としてセミナーも行いました。このセミナーでは、建築物環境報告書制度の達成状況や、再生可能エネルギーを取り入れた「東京ゼロエミ住宅」についての情報が発信されました。特に、斜線制限が厳しい環境での太陽光パネルの設置を容易にする新技術「振れ隅屋根工法」の紹介もあり、業界関係者からの注目を集めました。
まとめ
持続可能な住宅の提供を目指すポラスグループの取り組みは、多くの人々に新たな価値をもたらすことが期待されます。今後も多角的な視点でエコロジカルな進展を追求し、地域社会とともに成長していく姿勢を持ち続けることでしょう。