JALグループが推進する「2地域居住クラブ」
JALグループは、住まいを都市圏と地域の二つに分ける新しい生活スタイルを提案する「JAL 2地域居住クラブ」を2025年7月から10月までの4カ月間実証実験として実施します。この取り組みは、北海道と東京・大阪・名古屋を結ぶ二地域居住を支援するもので、移動と住居をパッケージ化し、提供するコンシェルジュサービスでサポートします。
実施の背景
昨今、二地域居住が注目を浴びている中、JALグループは本実験を通じて新しい生活スタイルを提供したいと考えています。中期経営計画においてはESG戦略を重視し、移動を通じたつながりの創造に取り組んでいます。そして、これまでの取り組みから浮かび上がってきた「移動手段や住居の手配が難しい」という意見を反映させた形で新たなサービスを構築しました。
参加条件と実験の詳細
この実証実験の対象は、東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、名古屋(中部)と新千歳空港を結ぶ4路線の利用者です。特に羽田―新千歳間の便は、2025年5月現在で1日に17往復が運航されており、参加者は柔軟に札幌での生活を調整することが可能です。札幌市内中心部へのアクセスも良好で、ますます多くの人々が快適に地域での生活を体験できるでしょう。
募集概要
募集期間
- - 第1次:2025年5月19日から6月2日
- - 第2次:2025年6月3日から6月15日
募集人数
計10組、最大20名(1組2名まで)
当選者には第1次で2025年6月4日までに、そして第2次で2025年6月17日までにご連絡します。詳細な説明の後、最終的な契約を行います。
提供内容
実験期間中、参加者には以下のようなサービスを提供します:
1.
航空サービス:指定された路線で月に6回まで(片道)のJALグループ航空券を提供します。予約や利用条件については事前に確認が必要です。
2.
住居:基本的な家具・家電が整った札幌市内の中心部マンションを提供します。寝具は別途レンタルが可能です。
3.
コンシェルジュサービス:北海道在住の専用コンシェルジュが各種手配やサポートを行い、参加者の滞在を快適にします。
新たなライフスタイルの可能性
この実証実験に参加することで、初めての二地域居住を体験し、北海道の魅力を存分に感じる機会です。また、道内の旅行も可能で、移動や住居についての悩みを軽減し、快適な地域生活を後押しします。夏から秋という過ごしやすい時期に、ぜひ「JAL 2地域居住クラブ」を利用して、新たなライフスタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。