KAI Hat & Head-piece Competition 2025が開幕
2025年のKAI Hat & Head-piece Competitionがついに始まりました。グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が主催し、帽子とヘッドピースのデザインコンテストが4年目を迎えます。応募者は、各分野で活躍する審査員たちによって選ばれるチャンスを得ることができます。
コンテストの概要
このコンテストは、40年以上の歴史を持つ貝印が誇る縫製ハサミの技術と、フランス国家最優秀職人章を受賞したデザイナーの日爪ノブキ氏との共同プロジェクトとして進行しています。投票によって選出された作品は、1次審査を通過することで実制作に取り組む機会を得ます。この際、制作支援金を2万円支給され、実際の帽子を作る過程を経て最終審査に進むことができます。
最優秀作品に選ばれた場合、驚くべき副賞が待っています。なんとその総額は150万円、ファッション研修の権利、貝印製の縫製ハサミ「O」の授与、さらにはファッションメディアへのインタビューも含まれています。また、審査員特別賞や優秀賞の受賞者にはそれぞれ賞金や道具が贈られます。
募集テーマは「越境」
「KAI Hat & Head-piece Competition 2025」のテーマは「越境」です。参加者は、既存の枠を超えた独自の視点で帽子やヘッドピースのデザインを考案することが求められます。応募受付は2025年の4月23日から7月21日まで、公式サイトやインスタグラムを通じて応募が可能です。
審査員の紹介
審査員には、日爪ノブキ氏をはじめ、業界を代表するデザイナーが集結しています。日爪氏は、文化服装学院からの卒業後、イタリアに渡ってデザインのキャリアをスタートさせた後、多くの著名ブランドとコラボレーションを行い、パリコレクションでも注目を集めてきました。その独自の技術とデザイン哲学は、多くのクリエイターにも影響を与えています。
コンテストの流れ
- - 応募期間: 2025年4月23日(水)15:00~7月21日(月)23:59まで
- - 1次審査通過発表: 2025年8月中旬
- - 帽子制作締切: 2025年10月17日(金)
- - 最終選考: 2025年10月下旬
- - 最優秀賞発表: 2025年11月
選考過程や発表日程に関しては、予告なく変更される場合があります。最新情報については、公式サイトをチェックしてください。
貝印の歴史と技術
貝印は、1908年に岐阜県関市で創業し、以降、生活全般に密着した製品を展開しています。特に、縫製ハサミの分野では確かな技術力と品質を誇り、多くのデザイナーやクリエイターに支持されています。今大会の成功に向け、貝印は今後も技術とクリエイティビティの融合を目指していきます。
まとめ
KAI Hat & Head-piece Competition 2025は、新たな才能を発掘し、帽子デザインの未来を切り拓く貴重な機会です。皆さんの独創的なアイデアを形にし、挑戦してみてはいかがでしょうか。詳細は
公式サイトをご覧ください。