街の古本屋で繰り広げられる心温まる人間模様を描く新シリーズ

街の古本屋での新たな出会い

古本屋の静かな雰囲気に包まれた小さな店「十月堂」は、町の人々が本を通じて再び出会う場所として多くの愛読家たちに親しまれています。店主はひっつめ髪の青年で、彼自身も本が好き。そのためか、店内は居心地良く、ついつい長居してしまう魅力を持っています。

様々な訪問者たち

「十月堂」の常連客たちは多種多様。ある日、背伸びしたい年頃の女子高生が、ジャケット付きの漫画本を手に迷っている姿が見られます。彼女は、成長の過程で触れた一冊の物語を通じて、思春期の苦悩や夢を描いていくのです。また、不要な本を捨てに来た男もいます。本を手放すことは、時に過去との決別を意味します。その彼にとって、この店はその思い出を整理するきっかけとなるでしょう。

さらに、夫の蔵書を手放す未亡人が訪れるシーンも特筆すべきです。彼女は思い出の品々を手にしながら、夫との思い出を振り返ります。古本屋で見つけた一冊の本が、彼女の心に新たな光をもたらすのです。

物語のテーマ

『本なら売るほど』は、ただのコミックスではありません。人々が本を通じてどのように繋がり、経験を共有するのかを描いたヒューマンドラマです。登場する人物たちの背中を押す本が、彼らの人生をどのように変えていくかが見どころです。物語の中で、偶然手に取った本が新たな運命を引き寄せる様子は、読者に希望を与えることでしょう。

書誌情報

この作品は、漫画誌「ハルタ」に連載され、2025年1月15日に第1巻が発売されます。著者は児島青氏で、価格は792円（税込）。どこか不思議な雰囲気を醸し出す「十月堂」を訪れて、あなたもその魅力に触れてみませんか？
さらに、応援店で購入すると特典の「十月堂通信」も配布中です。特製ペーパーを手に入れてみましょう。

応援店の紹介

本作を応援する書店は全国各地にあり、各地の書店リストが発表されています。北海道の「紀伊國屋書店」や、東京都の「ジュンク堂書店」など、多数の店舗が参加しています。各店舗での特典は数量限定ですのでお早めに。
この機会に古本屋での新しい出会いを体験し、心温まる物語を楽しんでください。

この作品を通して、あなたも素敵な本との出会いを見つけるかもしれません。