Acroforce株式会社の新たなステージ
2025年4月1日付でAcroforce株式会社に橋本直人が新たな取締役として加わることが発表された。この人事は、同社の経営基盤をさらに強化し、事業を拡大するための重要なステップと位置付けられている。橋本氏は、早稲田大学を卒業後、株式会社リクルートで新卒採用を担当。バックオフィスの経験を経て、2023年からAcroforceに参加し、これまで新規事業の立ち上げや既存事業の成長を支援してきた。
橋本氏は取締役就任に際して「この度、私橋本直人はAcroforce株式会社の取締役に就任しました。新規事業の立ち上げや既存事業の強化に尽力してきた経験を生かし、顧客と自社が共に成長できる道を模索し続けます」とコメント。彼の意気込みは、自社の成長だけでなく、顧客に対する関心の表れでもあり、両者の関係を深めることが今後の課題となる。
高橋飛翔CEOの期待
Acroforceの代表取締役CEO、高橋飛翔氏も橋本氏に大きな期待を寄せている。「橋本さんはビジネスシーンにおいて成果にこだわり、会社全体の基準を引き上げることを約束してくれる」とコメント。以前からの関係を踏まえ、橋本氏が人生をかけて挑戦に臨む姿勢を高く評価している。前向きな関係性が新たなビジョンを生むことが期待される。
目指すべき事業とサービスの強化
Acroforceが展開する新卒マッチングサービス「Growth Stage」は10年目を迎え、累計導入社数500社、学生利用者数は10,000名を超えた。このサービスは、スタートアップ企業が設定する入社人数を達成するまでをサポートするもので、「目標を達成するためにGrowth Stageを活用したい」と思わせる内容を目指す。
新卒採用を強化したい企業は同社にコンタクトをとることが推奨されており、企業からのニーズに応じた柔軟な対応が見込まれている。また、学生BPO「ZEROWORKS」においては、インサイドセールスやフィールドセールスの経験を通じて、報酬を受け取りながら学びを深める機会を提供。これにより、若者の労働環境を整備し、エンゲージメントを高める取り組みが続いている。
未来に向けた具体的な施策
今後のAcroforceは、橋本氏の指導のもと、「Growth Stage」や「ZEROWORKS」独自の支援内容を拡充していく方針。特に新卒採用のニーズに特化したサービス展開が注目されており、月間3000件のBtoB商談獲得を目指し続ける。そのため、企業側のニーズに素早く応え、求職者と企業とのマッチングを強化することが急務とされている。
橋本氏と高橋氏が描く未来のAcroforceは、よりお互いの成長を支える企業文化を目指す。顧客と社員のための体制を整えたうえで、さらなる飛躍を遂げることが期待される。