ニューノーマル時代のワークスタイルを刷新するKhadas Mind Family
近年、リモートワークやAIの活用が進み、小型で高性能なPCの需要が急速に高まっています。そんな中、Khadas Technology(中国・深圳)が新たに発表したのが、モジュラー型ミニPCエコシステム『Khadas Mind Family』です。このエコシステムは、ポータブル性と拡張性を兼ね備えた次世代のワークステーションとして、多様なニーズに応えることを目指しています。
進化したKhadas Mind 2S
Khadas Mind Familyの中心に位置するのが、超薄型で高性能なKhadas Mind 2Sです。最新世代のIntel® Core™ Ultra 7 255Hプロセッサを搭載し、16コアのCPUに加え、8つの高効率コアと2つの低消費電力コアが組み合わさっています。これにより、AI演算や3Dレンダリングなどの重たい処理などもスムーズに行うことができます。
特に注目すべきは、その総合AI演算性能です。組み合わせにより最大96TOPSに達し、8K動画の編集やリアルタイムの3Dレンダリングもこなすことができます。また、最大64GBのLPDDR5Xメモリ(8400MHz)と2TBのNVMe SSDにも対応しており、大規模データも楽に扱えるスペックを誇ります。
モジュラー性の魅力
Khadas Mind Familyの最大の特徴は、その自由度の高いモジュール設計です。拡張モジュールを追加することで、ノートPCとしての機能を持たせたり、デスクトップPCとして利用したり枠が広がります。たとえば、Mind Graphicsという外付けGPUをつければ、デスクトップレベルのグラフィック性能を実現できます。Mind Dockを接続すれば、USBや音声入力、Ethernetなどのポートも追加され、一気に複数のデバイスと接続可能になります。
さらに、今後登場予定のMind xPlayは、13.3インチのOLEDタッチパネルに着脱式キーボードを組み合わせて、自在にノートPCとタブレットを変形させることができます。これにより、出先でのネットワーク接続も簡単に行えるため、モバイルオフィスに最適です。
先進的なインターフェースとデザイン
Khadas Mind 2Sは、重量約435gで厚さ約20mmという極めて軽量な設計です。ポケットに収められるサイズ感でありながら、CNC加工されたアルミニウム筐体が高い耐久性を提供します。また、Thunderbolt 4やHDMIなど多彩なインターフェースが備わっており、映像出力やデータ転送、給電などもひとつのケーブルで完結します。
特に注目すべきは、内蔵バッテリーの存在です。5.55Whバッテリーにより、最大25時間のスタンバイ運用が可能となり、外出先でも安心して利用できます。
まとめ
KhadasのMind Familyは、ポータブルPCと拡張モジュールを組み合わせることで、これまでにない自由度の高いワークステーション環境を実現します。IT専門家のみならず、一般のユーザーも自身のニーズに合った使い方ができる点が大きな魅力です。このエコシステムによって、ユーザーはワークスタイルを自由自在に変化させ、今までになかった新しい仕事の形を試すことができるでしょう。
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