テレワークで変わる
2025-09-29 10:42:06

テレワークが私たちの生活をどう変えたのか?2025年度版調査結果

テレワークが私たちの生活をどう変えたのか?2025年度版調査結果



テレワークの浸透が進む中、私たちの日常生活にも少なからぬ影響を与えています。株式会社LASSICが運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所(通称、テレリモ総研)」が実施したアンケート調査から判明した「テレワークによって増えたもの」をひも解いていきます。この調査は、2025年度版として全国の20歳から65歳のワーカーを対象に行われ、1,005件のデータが収集されました。

テレワークの影響



まず、テレワークの導入により、私たちの生活にはどのような変化があったのでしょうか。この調査結果から見えてきたのは、労働形態の変化が生活スタイル全般に影響を及ぼしているということです。特に、テレワークがもたらす「自由な時間」や「自炊の増加」、そして「睡眠時間の確保」などは、私たちの生活をより豊かにしていることが示されています。

増えたものランキング



調査の結果、テレワークによって最も多く増えたとされるのが「自由時間」。具体的には、27.1%の回答者が、移動時間が減少したことで余暇として使える時間が増えたと答えています。続いて「自炊」が27.0%、「睡眠時間」が20.5%と続きました。

  • - 1位:自由時間 27.1%
  • - 2位:自炊 27.0%
  • - 3位:睡眠時間 20.5%
  • - 4位:コーヒー 11.1%
  • - 5位:体重 10.2%

■ 自由時間の増加

テレワークの最大の利点とされる「自由時間」の増加は、多くの人々が通勤にかけていた時間を趣味や家族とのコミュニケーションに充てることが可能になったことを示しています。自宅には趣味に適した道具が揃っているため、オフィス勤務よりも充実した時間を過ごしやすいという意見も多く寄せられています。

■ 自炊に関する背景

また「自炊」の増加は、在宅での仕事が普及したことで外出が減り、食事を家庭で作る機会が増えたことが影響しています。特に、住宅地ではランチを提供する店が少ないため、自炊を選ぶ人が増えているようです。

健康への影響



さらに通勤時間の減少は、「睡眠時間の確保」にもつながり、多くの人が健康的な生活を送ることができています。昼休みの仮眠など、新しい休み方も登場しました。

男女別の増加ランキング



さて、男女別での結果を見てみると、全体的な傾向は似ているものの、いくつかの面で違いがあります。特に「自由時間」については、女性の方が多くの時間を得ているという結果が出ています。これは、女性が「ワンオペ育児」といった課題を抱える中での前向きな変化といえるでしょう。

一方、男性は「コーヒー」を意識的に多くとっている傾向があり、集中力を高めたいというニーズが強いことがうかがえます。全体で「体重」が増加している点も注目すべきです。在宅勤務が運動不足を招き、間食が増えることで体重が増えやすい状態が生まれていることも考えられます。

未来への展望



この調査から、テレワークが私たちの生活を一変させ、「余暇の増加」と「生活習慣の変化」といった両面での影響を及ぼしていることが明らかになりました。これらの変化を受け入れることで、より充実した未来の働き方が実現できるかもしれません。

LASSICは、今後も意識調査を続け、テレワークの利点や課題について深堀していきます。私たちが築く新しいライフスタイルは、より豊かで健康的なものに進化していくことでしょう。

詳細な調査結果は「テレリモ総研」にて随時公開中です。


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会社情報

会社名
株式会社LASSIC
住所
東京都港区高輪1-3-13NBF高輪ビル4F
電話番号
03-6853-7111

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