ストラテジットが提供する新たなソリューション
株式会社ストラテジット(本社:東京都港区)は、自社のSaaSプロダクト「JOINT iPaaS for SaaS」において、新たに株式会社エートゥジェイが展開するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」との連携を開始しました。この連携により、SaaS事業者は自社のサービスとメルカートとのAPI連携を効率的に行うことができ、業務の生産性向上が見込まれます。
EC市場の成長と必要性の高まり
コロナ禍の影響を受けて、ECでの消費行動は急速に浸透し、令和4年の日本国内のBtoC-EC市場は22.7兆円に達しました(経済産業省調査)。この成長に伴い、EC関連の業務を支援するSaaSの需要が急増し、多くのSaaSプロダクトを駆使したシステム基盤の構築が求められるようになっています。特に、非エンジニアのユーザーが簡単に利用できるノーコードでの連携が可能な「JOINT iPaaS for SaaS」が、このニーズに応える存在となっています。
連携の内容とメリット
今回のシステム連携により、メルカートと他の様々な外部システムとのシームレスな連携が実現されます。これにより、EC事業者は以下のようなメリットを享受できます:
1.
業務効率化:自動化により、手作業によるデータ入力を削減し、業務の効率化が期待できます。
2.
柔軟な連携:EC事業者独自のデータ仕様に基づいたカスタム項目の設定が容易になります。
3.
データ活用の向上:顧客情報の一元管理により、パーソナライズの情報配信も実現し、購買体験の向上が期待できます。
4.
業務フローの整備:複数のシステムとの自動化によって、業務フローの改善が促進されます。
このように、EC事業者にとって多方面にわたる利点を提供することが目的とされています。
目指す未来
今回の連携を通じて、ストラテジットはメルカートとの協力を強め、EC事業者が外部サービスとのデータ連携を一層進められる環境を整備していく方針です。株式会社エートゥジェイのメルカート事業責任者、渡邉章公氏は、「急成長するEC市場において、SaaSを迅速に組み合わせることが必要不可欠」とコメントし、この連携によってさらなる業務の進化が期待されると述べています。
また、ストラテジットの代表取締役、加藤史恵氏は、エートゥジェイとの新たなパートナーシップを喜ばしく思っており、両社の技術とサービスを融合させることで、EC事業者の多様なビジネス課題に対応できるとしています。そのための新しい価値創造が今後の展望です。
メルカートの魅力
「メルカート」は、国内でのECサイト構築実績が豊富なプラットフォームであり、AI技術を用いた業務の効率化やノーコードでの直感的な操作性、高いセキュリティなどが特徴です。また、最新の機能が自動でアップデートされるなど、ユーザーにさまざまな利点を提供しています。これにより、確固たるサポート体制のもと、顧客のビジネス成功を後押しする役割を果たしています。
この連携は、EC業界において重要な一歩であり、今後の発展に期待が寄せられています。