ラベンダーが香る季節がやってきた!
国営ひたち海浜公園の「香りの谷」で、薄紫の美しいラベンダーが見頃を迎えました。毎年、多くの観光客を惹きつけるこのエリアでは、香りとビジュアルを楽しむことができます。2025年6月20日から6月30日までが見頃と思われ、この時期に訪れるのが最適です。
ラベンダーの不思議
ラベンダーは地中海沿岸を原産とするシソ科の植物で、その名はラテン語の「洗う」に由来します。ローマ人がこの花を湯や水に入れて香りを楽しんでいたことから、古くから重宝されてきました。当公園では、ラバンディン系にあたる「グロッソ」という品種が育てられており、約550株、約300㎡のエリアに広がっています。
様々なハーブが共演
香りの谷は単なるラベンダーだけでなく、他の多彩なハーブも楽しめる場所です。カレーの香りを持つ「カレープラント」、葉を揉むことでコーラのような香りが漂う「コーラプラント」、免疫力向上が期待される「エキナセア」など、合計約2,200㎡の敷地に多くのハーブが香りを放っています。
ラベンダーまつりの開催
また、ラベンダーの見頃に合わせて、「ラベンダーまつり」が開催されます。6月22日の日曜日、10時30分から12時30分まで、ハーブパートナーによる体験イベントが行われ、サシェ作りやブーケ作りに挑戦できます。特に、サシェは200円で参加でき、ラベンダーの香りを楽しむ良いチャンスです。残念ながら、ブーケ作りについては既に定員に達していますが、サシェの製作は随時受け付けているため、訪れる価値があります。
サポート役のハーブパートナー
香りの谷を支えているのは、公園ボランティアの「ハーブパートナー」たちです。彼らは年間を通じてハーブの手入れを行い、来園者にその魅力を伝える活動をしています。彼らの愛情がこもった手入れによって、訪れる人々が楽しめる美しいハーブガーデンが維持されています。
国営ひたち海浜公園の魅力
国営ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市にあり、四季折々の花々が楽しめます。春はネモフィラやチューリップ、初夏はポピー、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスと、観る人の心を癒してくれます。また、公園内には観覧車やジェットコースターなど多彩なアトラクションも揃っており、スポーツやピクニックなど多様な楽しみ方ができるのも特徴です。自然豊かな環境で、心の安らぎを感じてみてはいかがでしょうか。
訪問情報
国営ひたち海浜公園は、公共交通機関でもアクセスしやすく、見頃のラベンダーをぜひその目で確認してみてください。公園の公式ホームページやSNSも活用して、最新情報をチェックしましょう。香り豊かなラベンダーと共に、特別なひと時をお過ごしいただけることでしょう。