二人展「二拠点の声」と「二つ折りの部屋」
2025年10月2日から10月7日まで、東京・板橋のCOPYCENTER GALLERYにて、三苫ケイトと田中茜乃介による二人展が開催されます。この展覧会では、各作家が異なるメディアを通して「声」や「片隅」といったテーマを探求します。
展覧会の詳細
会期と会場
本展覧会は、2025年10月2日(木)から10月7日(火)までの間、COPYCENTER GALLERYで行われます。開場時間は13:00から19:00まで、最終日だけは17:00までの短縮時間です。入場料は無料で、気軽に訪れることができます。
出展作家のご紹介
- - 三苫ケイト(Keito Mitoma): 兵庫県生まれの若手アーティストで、音声や映像を用いたインスタレーション作品を制作しています。彼女の作品は「動きのある静止」など相反するテーマを扱い、観客に新たな知覚を呼び起こします。過去に開催された展示には、二人展「浮島: Floating Island」や2023年のソロ展が含まれます。
- - 田中茜乃介(Sennosuke Tanaka): 京都府出身のアーティストで、主に写真を使用して視覚の認識に焦点を当てた作品を制作しています。彼の作品「二つ折りの部屋」では日常的な場面に潜む独特な視点を切り取ります。受賞歴もあり、注目の若手作家です。
作品のテーマ
本展では、三苫が「声」をテーマにしたインスタレーションを展開し、音声や映像を通じて観客の知覚を揺さぶる作品を用意します。一方で、田中の「片隅」に関する写真作品は、日常の隙間に潜む美しさや異なる認識の違いを表現します。
これらの異なるアプローチが同じ空間で響くことで、観客に新たな体験を提供することを目的としています。特に、「動きのある静止」という三苫のテーマは、静粛さを感じさせつつも、同時に動きを意識させる独特な作品であるため、非常に興味深いでしょう。また、田中の作品も、日常生活に埋もれた瞬間を捉えることで、視覚の限界を問い直します。
COPYCENTER GALLERYについて
COPYCENTER GALLERYは、東京都板橋区に位置し、写真展や美術展のためのプラットフォームとしての役割を果たしています。かつて印刷所であった場所を活用し、アートとコミュニケーションの場を提供しています。このギャラリーは、若手アーティストに展覧会の機会を与え、新しい表現の場を模索する重要な空間となっています。これからも、多様な表現に触れることで、訪れる人々に感動を与え続けることでしょう。
まとめ
「声」と「片隅」、二人の作家がこの展覧会でどのように互いに響き合い、刺激し合うのか、ぜひその目で確かめてみてください。詳細は、展覧会の公式サイトで確認できます。興味のある方は、ぜひお越しください。それでは皆さん、板橋のCOPYCENTER GALLERYでお待ちしています!