第8回介護施設AWARDが示す新たな介護の未来とは

介護施設版ミシュランガイドを目指す「第8回介護施設AWARD」

介護業界の皆様に朗報です。2025年3月9日（日）に、全国の介護高齢者施設の中から優れた取り組みを評価する「第8回【4U SELECTION】介護施設AWARD」が開催されます。この大会は、合同会社4Uが主催し、従来の介護の枠組みから逸脱した新しい発想や取り組みを集めることを目的としています。

介護施設AWARDとは？

全国の介護高齢者施設や事業所を対象とし、今年度に見学された施設の中から、入居者や職員、地域社会の満足度を高める可能性を秘めた施設を表彰します。このイベントを通じて、介護業界にイノベーションをもたらす新しい取り組みを知ることができます。

テーマ『deviation』（逸脱）

介護保険制度がスタートして20年以上が経った今、新たな参入者が続々と現れ、従来の介護の形だけではなく、新しいアプローチが求められています。今回のAWARDでは、既存のビジネスモデルや慣習に疑問を持ち、従来の概念から逸脱した様々な取り組みを評価します。

例えば、事前のアンケートや当日のイベントでは、「〇〇な介護施設が将来やる！」や「〇〇なサービスを作る！」といった、革新をもたらす取り組みが共有されます。これにより、参加者は実際にどのような新しいサービスが生まれうるのか、具体的なイメージを得ることができます。

イベント内容

当日は、ノミネート施設の紹介、見学、トークセッション、名刺交換会など多彩なプログラムが用意されています。特にゲストスピーカーとして、業界内外のエキスパートが参加し、貴重な知見を提供します。
参加者は、全国にある多様な取り組みを行っている介護施設の理解を深められる貴重な機会になるでしょう。

投票の案内

ノミネートされた施設の中から、あなたが投票したい施設を選ぶことができます。投票は2025年2月18日から3月8日まで行われ、一人三票の投票が可能です。投票によって大賞が決定するため、ぜひご参加ください。

ノミネート施設の特徴

様々な特徴を持つ8つの施設がノミネートされており、eスポーツを利用したレクリエーションや、自由な外出支援を行う施設、高齢者の孤独を軽減する取り組みをしている施設などが選ばれています。これらの施設を体験し、交流することで、参加者は新たなヒントを得ることができるでしょう。

具体的なノミネート施設

1. デイケアさとやま（静岡県） - eスポーツレクで認知症予防
2. シェアハウス大浦家（福岡県） - 制限のない外出支援
3. 小規模多機能芝の里（奈良県） - 自然を科学した介護
4. ミュージックケアＫＥＩＯＮ（埼玉県） - 介護と音楽の融合
5. デイサービス田園倶楽部（埼玉県） - 多様なレクリエーション提供
6. Ma・Roots（京都府） - ごちゃまぜ福祉による孤独防止
7. 一般社団法人えんがお（栃木県） - 同様の取り組み
8. 52間の縁側のいしいさん家（千葉県） - グッドデザイン賞受賞施設