大学発ディープテック支援プログラム「Miraisozo Launchpad Program」の開始
株式会社みらい創造インベストメンツが新しい支援プログラム「Miraisozo Launchpad Program(MLP)」を発表しました。このプログラムは大学発のディープテック技術を持つ研究者やチームに対し、事業化のための全過程をサポートするものです。特にプレシード段階の支援を重視し、知的財産の保護や資金調達、ビジネス計画の策定、顧客開拓など、多岐にわたる支援を提供します。
1. 背景と目的
みらい創造インベストメンツは、大学発の研究開発型スタートアップの創出を推進するための施策を実施してきました。2023年度からは、大学発新産業創出基金事業が開始され、GAPファンドへの申請支援を行う機関として積極的に支援活動を展開しています。この活動により、複数の研究課題が採択され、具体的な事業化のプランニングが進められています。
特に、創業前後の新興企業にとって経営人材の獲得が極めて重要であり、みらい創造インベストメンツはそのための制度作りにも取り組んでいます。また、研究者の声を受け、知的財産の確保と初期資金の調達に対する支援ニーズの高まりも認識しています。
2. プログラムの概要
MLPは、特に事業化の可能性の高い大学発技術に焦点を当て、コア知財の確保から大型助成金の獲得、経営チームの構成、顧客開拓に至るまでを一貫してサポートする体系的なプログラムです。プログラムでは、まず研究成果を知財化し、その後キャピタリストとともに大型助成金の共同申請に向けた準備を進めます。助成金が採択された後は、事業の具体的な進行や資本政策の設計をサポートします。
3. 支援内容
MLPは3つのフェーズで構成されており、各フェーズで特有の支援が行われます。
フェーズ1:知財化・事業化準備
この段階では、特許の出願支援や資金支援を提供します。特に、特許の権利が大学に帰属することを基本とし、研究成果を商業化するための効果的な戦略を立案します。最大200万円の支援が可能です。
フェーズ2:大型助成金獲得支援
大型助成金の申請準備を通じて、事業計画の構築や市場分析を行います。専門家が伴走して申請プロセスを支援することで、採択の可能性を高めます。
フェーズ3:プロジェクト推進・創業準備
助成金採択後は、事業化の進捗管理や経営チームの構成、顧客やパートナー企業との関係確立をサポートします。特に、優れた経営人材を確保するためのマッチングに注力します。
4. 対象
本プログラムは、将来的にスタートアップを通して研究成果の事業化を目指す大学および研究機関に所属する研究者を対象としています。特に、工業分野などの成長が見込まれるディープテック領域に焦点を当てています。
5. 応募方法
本プログラムに応募を希望される方は、特定のメールアドレスまで連絡し、簡潔に技術概要や知財化状況、事業化への意向を記載してください。書類選考後に面談を行い、採否を通知します。応募先や募集期間についても明記されています。
みらい創造インベストメンツについて
この企業は2014年に設立された独立系ベンチャーキャピタルで、大学や研究機関との連携を重視し、研究開発型スタートアップの支援に努めています。過去の実績として、数社の上場やM&Aを達成しており、ますます注目を集めています。