チームラボボーダレスが迎えた1周年
東京・麻布台の森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスが、2025年2月9日にオープン1周年を迎えます。この1年間に、同ミュージアムは驚異的な来館者数を記録しました。なんと、世界130以上の国と地域から155万人以上が訪れ、チームラボプラネッツ(東京・豊洲)と合わせると、年間約400万人もの人々がこのデジタルアートの世界に魅了されています。
訪問者の65%が海外から
チームラボボーダレスへの来館者のうち、約65%は訪日外国人で、特にアメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリス、台湾、ドイツなどから多くの観光客が押しかけています。このことは、同ミュージアムが国際的な人気を誇っていることを示しています。また、来館者の約25%は、特にこのミュージアムを目的に来日しており、その魅力が訪問者にとっていかに大きいかが伝わってきます。
世界的な評価の裏に
米国のTIME誌で「World's Greatest Places 2024」に選ばれたことも、大きな話題を呼びました。これにより、さらなる来館者の増加が期待されています。このような国際的な評価は、チームラボのアートのユニークさや体験の特異性が認められた結果であり、ミュージアムが提供する「境界のないアート体験」の効果を証明しています。
アートの境界を越えて
チームラボボーダレスの魅力は、ただの展示にとどまりません。来館者は、アートに身体ごと没入し、他の作品と関係しながら新しい発見を楽しむことができます。このミュージアムは「地図のないミュージアム」とも称され、アートが互いに影響し合う様子が体感できるのです。訪れる人々は、自らの身体を使って新しいストーリーを創造し、作品同士の関係性を体感することができます。
著名人も多数来館
また、この1年間で数多くの著名人にも訪問されています。アートの境界を越えた体験は、国内外のさまざまな人々に深く影響を与えているのです。
今後の展望
さらなる展開として、2024年6月にはサウジアラビアのジッダで「teamLab Borderless Jeddah」が開館予定です。また、2025年春にはアブダビで「チームラボフェノミナ」がオープンし、京都やヨーロッパのハンブルグでも新たなプロジェクトが進行中です。これらの新しい施設は、チームラボのユニークなアート体験を世界中に広める重要な役割を果たすことでしょう。
まとめ
チームラボボーダレスの1周年は、単なる記念日ではなく、これからの新たな展望を示す重要なマイルストーンです。デジタルアートの最前線で進化を続けるチームラボは、今後も私たちに新しい体験を提供し続けることでしょう。この機会に、ぜひ一度、自身でその世界を体感してみてはいかがでしょうか。