親子丼専門店「親子丼大智」が誕生
神奈川県大船に、親子丼専門店「親子丼大智」が8月5日にオープンしました。この新たな飲食スポットは、吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストランが手がけており、独自の間借りマッチングプラットフォームを利用しています。
繊細な作業で生まれる特上の親子丼
「親子丼大智」の名物である親子丼は、見た目の美しさにもこだわりがあり、ふわとろの卵に、福島県伊達市産のブランド卵「マキシマムこいたまご」を贅沢に使用しています。 この卵の選定から始まり、会津の醤油麹や山塩、静岡・焼津産のカツオ出汁など、厳選された国産素材が惜しみなく使われています。試作を何度も重ねた結果、平河内店主がたどり着いた“唯一無二の親子丼”は、ただの料理以上のものです。
店主の情熱と背景
店主の平河内さんは、異色の経歴を持つ人物で、大学を卒業後は専門商社に勤務しました。その後、海外の外資系企業でキャリアを積む中で、飲食への情熱が芽生え、特に親子丼への専念を決意します。日本から親子丼専用の鍋を取り寄せ、研究を重ねて「世界一の親子丼を作りたい」という目標を掲げました。
職人技が光る一杯
親子丼は見た目以上に煮方に工夫が必要で、火加減や割下と鶏肉のバランス、さらには卵を入れるタイミングによって、わずか数秒で仕上がりが劇的に変わります。平河内さんが一杯に込める情熱と技術は、まさに職人そのものです。
海外展開の可能性
親子丼は日本では身近な料理ですが、海外ではまだまだ知られていません。しかし、平河内さんによれば、海外在住時には「OYAKODON」という言葉が通じる場面も多かったといいます。「世界に親子丼文化を広めたい」という夢が芽生えているようです。
店舗情報
「親子丼大智」の外観はシンプルですが、温かみのある雰囲気です。営業時間は10:30から15:00(L.O 14:30)で、不定休とのこと。この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗名: 親子丼大智
住所: 神奈川県鎌倉市大船1-21-24 白川ビル 1階
インスタグラム:
@oyakodon_daichi
間借りマッチングプラットフォームの活用
シェアレストランは、リスクを抑えつつ飲食店を開業したい方と新しい仲間を募集したいオーナーを結びつけるプラットフォームです。飲食業界は複雑な状況下にあり、廃業率も高いため、まずはファンを作ることを提案されています。
このような取り組みを通じて、新たな飲食文化の創造が期待されています。