Brazeとジャパン・クラウドの合弁
2020-10-13 10:00:09

Braze社とジャパン・クラウド、合弁企業設立で日本市場に進出

Braze社とジャパン・クラウドの合弁設立



統合型カスタマーエンゲージメントプラットフォームを展開するBraze社が、ジャパン・クラウド・コンピューティング株式会社と共同で日本法人を設立することを発表しました。この提携により、Brazeは日本市場において、その市場をリードする技術を提供し、企業が顧客との関係を強化するための新たな機会を創出します。ジャパン・クラウドは、これまで多くのSaaS企業の日本進出を支援してきた実績を持つ企業であり、Brazeとの協力は両者にとって大きな戦略的意義を持ちます。

Brazeは、Forbesが選ぶ未上場の優良クラウド企業トップ100に3年連続で選出されており、Forrester Researchの「Forrester Wave™」においてもカスタマーエンゲージメント分野のリーダーに認定されています。特に、Brazeのプラットフォームは、データ統合に強みを持ち、個々の消費者に対して最適な体験を提供できるという点で評価が高いです。

Brazeの共同創設者でありCEOのビル・マグヌソン氏は、以下のように述べています。

「Brazeはモバイルファーストのカスタマーエンゲージメント戦略を通じて、ブランドがビジネスの変革を図れると信じています。日本市場は、モバイルにおいて先行しており、私たちの戦略に非常に適しています。日本での市場拡大を図るため、ジャパン・クラウドと提携することで、顧客体験をより良くするための支援を行っていきます。」


一方、ジャパン・クラウドの福田康隆氏は以下のようにコメントしました。

「日本市場では依然としてメールを中心としたマーケティング手法が多い中で、新しい技術による変革が期待されています。Brazeの先進的なプラットフォームを利用して、日本の企業が顧客との関係を強化し、ROIやブランドロイヤリティの向上を実現する支援を行っていきます。」


今回の合弁設立は、アジア太平洋地域でBrazeに対する需要が高まっていることが背景にあります。Brazeはこれまでに50か国で900社以上に導入されており、顧客は小売りから金融サービスまで多岐にわたります。月間アクティブユーザー数は25億人に及び、Brazeを通じて毎日25億件以上のメッセージを送信しています。

メルカリのVP of Growth Marketingである益田尚氏は、Brazeとのパートナーシップにより、アメリカにおける事業の成長が大きく促進されたとし、「今後もBrazeのプラットフォームを活用し、日本での事業拡大に寄与していきたい」との意向を示しています。

Braze株式会社について


Brazeは、企業が顧客に印象的で価値ある体験を提供するための最先端の統合型カスタマーエンゲージメントプラットフォームを展開しています。多種多様なデータやシステムと連携し、一人ひとりに合わせた最適なブランド体験を提供することで、企業と顧客のつながりを強化します。卓越した技術によって、リアルタイムで一貫したコミュニケーションを実現し、ユーザーとの関係構築を目指しています。Brazeはこれまでにも数々の賞を受けており、その成長を続ける姿勢に注目が集まっています。

ジャパン・クラウド・コンピューティング株式会社について


ジャパン・クラウドは、B2B SaaS業界に特化し、日本市場での成長支援を行う企業です。海外の成功実績のあるSaaS企業に投資し、様々な技術を日本市場へ導入することでIT産業の活性化を図り、経済成長や生産性の向上に寄与することを目指しています。今後の展開にも期待が寄せられます。

会社情報

会社名
Braze株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-6625-5347

トピックス(IT)

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