CODE BLUE 2025の成功
2025-12-22 09:59:45
日本最大級のサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2025」が成功裏に終了!
日本最大級のサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2025」盛況のうちに閉幕
2025年11月16日から19日にかけて、新宿区高田馬場で開催されたサイバーセキュリティ国際会議『CODE BLUE 2025』が、無事に全日程を終えました。多くの国内外のサイバーセキュリティの研究者や業界関係者が集まり、講演やトレーニング、ワークショップ、ネットワーキングパーティなどを通じて、最新の知見を共有し、交流を深めました。
CODE BLUE 2025の概要
今年のカンファレンスでは、「技術」「サイバー犯罪」「法と政策」といった多様なテーマについて約19倍の厳選された講演が行われました。また、若手研究者向けの「U25」プログラムやOSS(オープンソースソフトウェア)関連のセッション「Bluebox」、さらにはスポンサー企業による「Open Talks」なども実施されました。
オープニングセッションでは、ソフトウェアセキュリティ自動化のリーダー、デイビッド・ブラムリー氏が講演し、急速に進化するAIには自律的学習のループが必要で、これを活かした人間との協調が重要であるとの意見を述べました。
トピックと講演者
また、特別セッションではブラムリー氏とAI Cyber Challengeの上位入賞者によるパネルディスカッションがあり、AIとサイバーセキュリティの将来像について積極的な意見交換が行われました。
さらに、北朝鮮のIT労働者の実態に関する講演や、GoogleのAI『Gemini』を標的にした「Promptware」攻撃についての実例紹介もありました。これらは日本の地政学的リスクや身近なAIサービスへの具体的な脅威を浮き彫りにしました。
セッションや交流の機会
クロージングセッションでは、NCO(国家サイバー統括室)の中溝和孝氏が、最近成立した「能動的サイバー防御」に関する法制度について紹介しました。これにより、日本政府が進めるサイバー空間の安全確保の最新の政策動向が明らかにされました。
CODE BLUEではU25トラックを設け、若手研究者への支援も行っています。今年の受賞者には、ルートキットの解析に関する革新的な研究を発表した台湾の研究者が名を連ねました。レビューボードからは、非常に高い評価が寄せられました。
世界のワークショップの開催
カンファレンスでは、ブルーチーム演習やレッドチーム演習を始めとして、IoT関連デバイスを対象にしたコンテストなど、多数のワークショップが開催されました。特に注目されたのは、航空宇宙やIoT、海運をテーマにしたワークショップが実施されたことです。初心者から経験者まで多くの参加者から「学びが多かった」との好評を得ました。
来年の期待と効果的な交流
「CODE BLUE 2025」には、アジアのみならず欧米や中東などからも参加者が集まり、非常に活発な交流が行われました。多くの来場者からは、最新の情報収集や人脈拡大の機会として、非常に有意義であったとする声が寄せられています。
さらに、来年の開催も発表され、CODE BLUE 2026は2026年11月17日から18日にかけて同じ会場で開催されることが決定しました。今後もコードブルーは国際的な情報交換と交流の場としての役割を担い続けていくことでしょう。参加者同士が知識を共有し、高め合うことで、サイバーセキュリティ分野の発展が期待されます。
アーカイブの視聴方法
カンファレンスの講演は、イベントチケット保有者向けにEventoryでアーカイブ動画が公開されており、一般向けには2026年1月からYouTubeでの配信が予定されています。これにより、参加できなかった方でも講演内容を振り返ることができる機会が提供されます。
以上が、CODE BLUE 2025の盛りだくさんな内容と成果です。サイバーセキュリティの最前線での情報や成長機会が得られる貴重な場として、来たる年の開催に期待が高まります。
会社情報
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CODE BLUE 実行委員会
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