サステナブルな未来を形にする共創空間
三重県鳥羽市に本社を置く株式会社REMAREと、神奈川県横浜市の株式会社オカムラが手を組み、共創空間「Open Innovation Biotope “Sea”」をリニューアルオープンしました。この場所で注目を集めるのは、海洋プラスチックを再利用したオリジナル家具です。これは、環境保護と持続可能性というテーマが結びついた結果生まれたものです。
海の恵みを織り交ぜた家具製作
REMAREは、海洋プラスチックのマテリアルリサイクルを推進し、環境保全に寄与することを目指しています。その一環として、オカムラの共創空間Seaでは、海洋由来の素材を utilizEしたテーブルが設置されています。このテーブルは、牡蠣養殖用のスペーサーやしらす養殖トレーといった海の資源をイメージした素材を利用して作られており、訪れた人々に新たな体験を提供します。
ユニークなデザインと機能性
この共創空間の家具は、REMARE独自の海洋プラスチック再生材を使用した天板とオカムラがデザインした脚部を組み合わせています。これにより、サステナブルな要素が身近に感じられるユーザー体験が実現され、従来の家具とは違う触感やビジュアルが楽しめます。ベースはホワイトですが、素材に含まれるカラフルな色合いが空間にアクセントを加え、訪れる人々に新らしい視覚的体験を提供します。
環境と未来を考慮したものづくり
このプロジェクトでは、使用後の家具も再び再生材の原材料として活用することが計画されています。これにより、製品のライフサイクル全体を通じた持続的な資源管理が実現され、環境負担を軽減する未来の製造スタイルを示しています。REMAREは、こうした素材の循環を前提とした現代的なものづくりへの道筋を示し、環境問題への意識向上にも寄与したいと考えています。
新たな挑戦を提案し続けるREMARE
REMAREは、オカムラとの協業を通じ、新しい持続可能な製品と空間デザインの探索を続けています。この共創の経験をさらに活かし、企業や地域社会への貢献を目指した新たなソリューションを展開する計画です。REMAREにとって、オカムラとのコラボレーションは製品開発を超え、環境への配慮を和す美しさと機能性の追求という企業理念を体現するものです。
これからもREMAREは、持続可能なデザインの美しさを重視し、新しい物作りのスタイルへの挑戦を続けていく意向です。この革新的な取り組みに、今後もぜひご注目ください。