持続可能な農業の実現
2026-06-09 12:15:46

地域内流通を強化し持続可能な農業を実現する坂ノ途中の取り組み

地域内流通を強化し持続可能な農業を実現する坂ノ途中の取り組み



京都市に本社を置く株式会社坂ノ途中は、有機農業を通じて持続可能な農業モデルを確立するべく、地域内流通の整備に注力しています。小規模な生産者が直面する流通の課題を解決するために、自治体やNPO、生産者グループとの連携を図りつつ、有機農産物の販路を拡大する取り組みが進行中です。

持続可能な食料システムを目指して



2022年に発表された「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに有機農業の実施面積を25%に拡大する目標が掲げられています。しかし、実際には有機農業を行う生産者は多くが小規模で、生産量も少なく、不安定です。結果として、農協や卸売市場を経由するのはわずか2割に過ぎず、販路の確保に苦しむ生産者が多いのが現状です。加えて、国際情勢やエネルギー価格の高騰により、個別の集荷や配達のコストが増加し、さらなる負担となっています。

そこで坂ノ途中は、有機農業の生産者が効率良く販路を確保できるよう、地域内での流通網を強化しています。これにより、環境に優しい農業を広め、持続可能なモデルの確立を目指しています。

京都オーガニックアクション(KOA)の共同物流便



坂ノ途中の具体的な活動の一つとして、2017年にスタートした「共同物流便」が挙げられます。このプロジェクトは、京都市内の八百屋数件とともに、京都府北部及び中部の有機農業生産者が参加しています。「farmO」の集荷リスト機能を活用することで、受注情報を集約し、物流業務の効率化が実現しています。これにより、物流費の負担を軽減しつつ、地域内における有機農産物の流通を促進しています。

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兵庫県養父市での学校給食への有機農業の導入



兵庫県養父市では、学校給食向けに有機農業で栽培された農産物を安定供給するため、NPO法人Earth Familyと連携し、「farmO」を導入しました。生産者の出荷可能量を可視化することにより、需要と供給の細かな調整が可能となり、地域の野菜を学校給食に取り入れやすくしています。

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奈良県宇陀市との連携



奈良県宇陀市では、類農園と提携し、共同集荷を実施しています。類農園は自社農場での有機農業に加え、都市と農村を結びつける直売所を設置し、独自の流通網を築いてきました。坂ノ途中は、2023年からこの農園と共同チャーター便を運行開始し、物流コストを削減し、化石燃料の消費も抑えています。

farmO(ファーモ)の概要



「farmO」は、有機農業を行う生産者の受注管理や販路開拓を支援するWebサービスです。全国で900以上の生産者が登録しており、受発注業務の効率化をもたらしています。これにより、生産者と買い手の間のスムーズな流通が実現し、地域内流通が発展しています。

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坂ノ途中について



坂ノ途中は、農薬や化学肥料を使用せずに農作物を栽培しており、環境負荷の少ない農業の普及を目指しています。新規就農者の支援や、海外のコーヒー生産者との連携を通じて、持続可能なバリューチェーンの構築に取り組んでいます。地域社会や大学、企業と協同しながら、リサーチや事業開発を進めています。

代表取締役の小野邦彦氏は、持続可能な社会の実現に向けて尽力しており、未来の農業の在り方を模索し続けています。

公式サイト:坂ノ途中


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会社情報

会社名
株式会社坂ノ途中
住所
京都府京都市南区上鳥羽高畠町56
電話番号
075-200-9773

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