株式会社One Terraceの新たな道標
株式会社One Terraceは、この度、企業の新しい方向性となるパーパス、ミッション、ビジョン、バリューを策定し、公式ウェブサイトにて公開しました。この重要な取り組みは、同社が夢を持つ人々や企業をボーダレスにつなぎ、社会課題の解決に貢献する姿勢を強化するものです。
パーパス策定の背景
今回の新パーパス策定の背景には、昨年度から続けられた組織の見直しや、自社の成長段階についての認識があるといいます。One Terraceは、スキルを持ちながらも活かせていない人々、成長を望む企業の人手不足など、様々な障壁を抱える社会の中で、夢を追い求める人々を支援しています。このような切実な問題に対し、より多くの機会やリソースを提供することが目標です。
社員数37名の同社は、今後1,000名規模への成長を目指しますが、その中で従業員一人ひとりが夢を実現し続けるために必要な環境を整えるため、社内メンバーによるディスカッションを重ねてきました。
ミッションとビジョン
新たなミッションは「社会課題をボーダレスで解決する」ことです。この考え方に基づき、例えば能力を発揮できる場所がない人と、労働力が不足している企業をつなげることで、双方の課題解決を目指します。具体的には、チョクトリサービスを通じて若者が能力を発揮できる職場環境の創出に注力しています。
ビジョンに掲げられている「夢みるものたちの居場所をつくる」という理念は、人々が挑戦しやすい環境作りを意識し、すべての夢みるものが自身の目標に向かって進む機会を提供するというものです。
社員の心に根付くバリュー
新たに設定されたバリューは「夢を共有し、挑戦を続ける」です。このバリューを社員一人ひとりが体現することで、社会に貢献していくことが期待されています。これを実現するために、現行の評価制度にも新パーパスを反映し、組織全体が同じ目標に向かえるよう努めていく予定です。
今後の展望
株式会社One Terraceは、昨年末に社内ワークショップを行い、若手社員を中心とした有志でディスカッションを重ねています。この過程は、自己実現と相互尊重を促進し、全員が共通の目的に向かうための重要なステップとなりました。代表取締役の石中達也氏は、自己と他者の視点を豊かにすることで、社会的な問題の解決に向けた基盤を構築していく重要性を強調しています。
新たなパーパスやミッションをさまざまな部署の戦略に落とし込み、また人事評価制度にも組み込むことで、組織のさらなる成長を目指していきます。
会社概要
株式会社One Terraceは、2016年にベトナムで設立され、地方企業の採用支援やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を主たる業務としている企業です。2017年に日本法人を設立し、2019年にはミャンマー法人も設立しました。現地で日本語教育を行い、アジア地域から日本へ就業支援を行うなど、多様な夢を持つ人々を支援する活動を展開しています。今後も国境を越えた社会課題の解決に注力することで、より多くの人々に新たな機会を提供していくでしょう。
公式サイト