2026年卒の就活
2025-05-02 17:50:32

2026年卒就職活動の現状、内々定率が過去最高に

2026年卒の就職活動が順調な滑り出し



最近の調査によると、2026年卒業予定の大学生・大学院生における内々定率が74.9%に達しました。これは、調査開始以来の最高値であり、前年同時期に比べて4.8ポイントも上昇しています。特に、文系学生の内々定率は前月比で7.5ポイント増加し、70.8%に達しました。一方、理系学生は83.0%と高い水準にありますが、前月比での増加はごくわずかにとどまっています。

早期内々定の傾向



調査結果から、企業の早期内々定出しが顕著になっていることが明らかです。通常、企業は採用広報を解禁する3月から、内々定を出すまでに数ヶ月かかることが一般的でした。しかし、今年はわずか2ヶ月で4人中3人が内々定を得ているとのことから、企業側の採用意欲が高まっているといえるでしょう。

文理別内々定率の違い



文系と理系を比較すると、文系学生は70.8%で7割に達しましたが、理系学生の内々定率は83.0%で前年同時期よりも8.3ポイント上昇しながらも、前月からはごくわずかな変動しか見せていません。この状況は、理系学生が3月までにほぼ内々定を確保し、4月以降に本選考が本格化していることを示唆しています。

就職活動の急落



一方で、「就職活動を続けている」と回答した学生は、前月比で12.2ポイント減の51.1%にまで落ち込みました。これは、ほぼ2人に1人の割合となっており、現在の就職活動のトレンドとは裏腹に、就活を終えた学生も増加しています。実際、内々定を得た学生は43.3%に達し、4割以上が就活を終えています。この動きは過去の傾向に早く近づいていることから、調査を通じて、今年の就職活動が1ヶ月早いペース・状況で進んでいることがわかります。

文理別の就職活動率



文理別の就職活動状況を見てみると、文系学生は61.2%が就活を続けている一方で、理系学生はその半分の30.9%にとどまっています。これは、理系学生の間での就職活動参加率が相対的に低いことが表れています。これからの理系人材の争奪戦がさらに激化することが予想されます。

調査の詳細


  • - 調査期間:2025年4月24日〜2025年4月30日
  • - 調査機関:株式会社学情
  • - 対象:2026年卒予定の大学生・大学院生
  • - 有効回答数:253件
  • - 調査方法:インターネット

このように、2026年卒の就職活動は過去最高の内々定率を記録したものの、就職活動を行っている学生の数は急減したことが分かりました。今後の就職市場においては、理系の人材確保を巡って更なる競争が期待されます。また、学生たちにとっては、自分自身のキャリアを考えたとき、どういった選択肢を持っているかということが重要なポイントとなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社学情
住所
東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX9階
電話番号
03-6775-4510

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