ワンジェネレーション設立
2022-03-18 14:02:05

一般社団法人ワンジェネレーションが新たに設立され「Regeneration」を発刊!

一般社団法人ワンジェネレーションが2022年3月9日に設立され、その目的は気候危機に対抗する意識変革を促進し、持続可能な社会の実現に寄与することです。

ワンジェネレーションは、もともと任意団体ドローダウン・ジャパン・コンソーシアムから発展した組織で、これまで「DRAWDOWN」という出版物を通じて、地球温暖化を逆転させるための100の方法を社会に広めてきました。このプロジェクトは、NHKスペシャルや多くのメディアに取り上げられるなど、広く支持され、成功を収めた経緯があります。

新たに発刊された「Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる」は、ポール・ホーケン氏が著者で、江守正多氏と五頭美知氏が翻訳を担当しています。本書は、「すべての行動と決定の中心に生命を置く」ことの重要性を強調し、リジェネレーションの概念を広めることを目的としています。気候危機の解決に向けて、個人や団体が具体的にどのような行動を取ることができるかを示すため、70以上の解決策が提案されています。

この新刊は、最初の発刊直後にニューヨークタイムズのベストセラーに名を連ね、2022年3月19日に正式に販売が開始されました。これにより、広範な層にリジェネレーションの理念が届くことが期待されています。

ポール・ホーケン氏は、環境活動家として知られ、持続可能なビジネスと環境保護の既成概念を打破し続けています。彼は「プロジェクトドローダウン」の創設者であり、環境問題に関して幅広い知識と経験を持つ人物として、多くの著書を執筆し、国際的に影響力を持つ活動家として知られています。

ワンジェネレーションのビジョンは「生命が継がれ続けるRegeneration of Life」であり、人類が温暖化逆転を成し遂げ、気候危機を今の世代で終わらせるための活動を行っています。具体的には、書籍の出版や意識変革を目指したワークショップ、対話会、企業支援など多岐にわたる活動を展開しています。さらに、市民活動の支援や自然の営みと調和する地域社会作りにも取り組みます。

代表理事の鮎川詢裕子氏は、組織開発やリーダーシップ開発プログラムの提供を通じて、多くの企業での内面変革を支援してきた実績を持つ人物です。また、久保田あや氏は、地域の子供たちや家族に自然と触れ合う機会を提供し、環境再生に取り組んでいます。

これらの活動を通じて、ワンジェネレーションは「今の世代」にできることを模索し、全人類が協力して直面する気候危機を解決するための重要な一歩を踏み出しました。全ての生命と社会が共存できる未来を目指して、今後も活動を継続していくことでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人ワンジェネレーション
住所
東京都中央区銀座6-6-15階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。