京都の町工場が生んだ新世代のキャンプコンロ
アウトドア愛好者にとって、便利で多機能なギアは必需品。その中でも、多くのキャンパーに支持される新たなブランド「MULTI SOLO」が、京都市西京区の町工場とキャンプ歴40年以上の熟練者によって誕生しました。このブランドの第一弾商品は、手軽に持ち運べる筒状の焚き火コンロ「MULTI SOLO Bonfire Stand」です。
「MULTI SOLO Bonfire Stand」の魅力
「MULTI SOLO Bonfire Stand」は、シンプルながらも多機能な設計が魅力です。特に注目したいのは、収納袋として使用できる焚き火シートです。この収納袋は、軽量かつコンパクトに持ち運ぶことができ、40年のキャンプの経験を持つ日越和男氏がずっと思い描いていた理想のアイテムです。収納袋にパーツを収めて丸めることで、長さ500mm、直径70mmの筒形に変わります。このサイズ感は、バックパックにも収まりやすく、深い森の中や山の中でもストレスなく持ち運べます。
さらに、焚き火シートとしての役割も果たす収納袋は、万が一焚き火シートを忘れても問題なし。これで「準備不足で楽しめない」というキャンパーの悩みも解消されます。
料理も愉しめる多彩な一台
焚き火を楽しむだけでなく、バーベキューや本格グリル料理も可能な「MULTI SOLO Bonfire Stand」。このコンロは、串を使って食材を刺し、直火調理が行える新たなアプローチを採用しています。串はそのまま五徳としても利用でき、串焼きや焼きマシュマロを手軽に楽しめます。肉や魚を炙りながら、ゆったりとキャンプを楽しむことができるでしょう。
簡単な火加減調整
料理をする際の火加減も容易に調整可能です。特別な工具なしで高さ調整ができ、焚き火の熱を簡単に管理できます。これにより、初心者でも安心して本格的な料理に挑むことが可能です。
製品詳細
- - 商品名: MULTI SOLO Bonfire Stand
- - 材質: SUS304、耐火繊維織物
- - サイズ: 370(L)×260(W)×265(H)mm
- - 重量: 855g
- - 製造国: 日本
- - 価格: ¥20,000(税別)
本製品には、ステンレスメッシュやさまざまな部品が含まれ、しっかりとした作りが特徴です。どの部品も信頼性の高い国産素材を使用しており、長い間使用できる耐久性を提供します。
クラウドファンディングでの挑戦
「MULTI SOLO Bonfire Stand」は、2023年7月13日から9月18日まで、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にてプロジェクトが展開されます。目標金額は200,000円。多くのキャンプ愛好者の期待が寄せられる中、新ブランドの誕生に注目が集まっています。
共同開発を行った株式会社上田製作所
新アウトドアブランドの立ち上げとともに、株式会社上田製作所が提供する技術力により、製品のクオリティは高まっています。創業から50年以上の歴史を有するこの会社は、精密な線材加工を得意としており、自動車部品を主な業務にしつつ、アウトドア市場にも活躍の場を広げようとしています。
結論
「MULTI SOLO」は、キャンプ歴40年の知見と京都の技術が結集した、ユーザーに寄り添った製品です。これからのキャンプシーズンに向けて、その存在感が際立つことでしょう。国産でしっかりとした作りの焚き火コンロは、多くのキャンパーにとって必携のアイテムとなるはずです。