エシカルな暮らしを彩る「MRN+ reframe」の新プロダクト

マルニ額縁画材店が生み出す新たな物語

創業57年を誇る「マルニ額縁画材店」は、一貫して額縁の製造に携わってきました。この伝統的な技術とデザインのノウハウを活かして、新しいブランド「MRN+（エムアールエヌプラス）」が誕生しました。私たちの目標は、ただフレームを作るのではなく、生活空間そのものを彩ることです。

エシカルなプロダクトへの挑戦

私たちの製造過程では、必ず端材が生じます。これを無駄に捨てるのではなく、何かに活用できないかと考え始めたのが「MRN+ reframe」プロジェクトです。端材をもとに、エシカルで持続可能なプロダクトを創り出すことに挑戦しています。

この新しいプロダクトラインには、一輪挿し、名刺ケース、フレーム、ペン立てなど、多彩なアイテムが揃っています。それぞれ、透明なアクリル板を使用しており、UVカット率は97%。そのため、日常の中でも美しさを保ちつつ、機能性も兼ね備えています。

アクリル板の多様な利用

かつてガラスの代用として重宝されたアクリル。しかし、私たちはその可能性を再評価し、「表現素材」として活用することにしました。独自のレーザーカッターとUVプリンターを組み合わせることで、個性的なデザインを実現しています。また、アクリルの表面には絵の具のテクスチャをプリントし、画材店だからこその魅力を盛り込んでいます。

実用新案登録のキーフック

私たちが手がけたプロダクトの中には、キーフックも含まれています。このアイテムは、額縁のほんの少し残った端材を活用し、装飾性と実用性の両方を兼ね備えています。背面にはマグネットが搭載されており、冷蔵庫やスチール製の扉に簡単に取り付けられるのが特徴です。

私たちは、些細な端材にも意味を持たせ、ストーリーを込めたプロダクトを提供します。

生活空間に「好き」を飾ろう

現代のライフスタイルは多様化し、賃貸物件では壁に穴を開けることが難しい場合もあります。しかし、「好き」を飾る楽しみは誰にとっても大切です。そのために、どんな住まいにもフィットする、自由な飾り方を提供することに注力しています。私たちは長年の経験と知識を基に、感性に寄り添うプロダクトデザインを行っています。