家にゴキブリが出た時、ママたちはどう対処するのかアンケート結果

日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の運営会社、株式会社インタースペースは、家にゴキブリが出た場合の対処法に関するアンケートを行いました。約1,353名のママたちからの回答をもとに、インターネット上でのリアルな声を分析していきましょう。

アンケートの概要

アンケートは「家にゴキブリが出たとき、自分で対処できるか？」というテーマで実施されました。選択肢は「対処できる」「家族に頼む」「まだ家にゴキブリが出たことがない」「その他」となっており、ママたちの率直な意見が集まりました。さっそく、結果を見ていきましょう。

自分で対処できる派

最も多かったのは「対処できる」と答えた人で、その割合は43.1%に達しました。具体的な退治方法は多岐にわたります。一般的には、殺虫スプレーや泡洗剤が多いですが、新聞紙を使ったり、素手で捕まえようとする強者も存在します。時には、「足で踏みつぶす」という非常に直接的な方法も。まさに、恐怖心を乗り越えて家庭を守るための行動と言えます。

家族に頼む派

次に多いのは「家族に頼む」と答えた34.7%の方々。旦那さんや子どもにゴキブリ退治を任せるママたちが多数おり、なかには「殺虫剤を撒いて部屋を閉め切り、夫が帰ってくるのを待つ」という女性もいました。また、面白いのは「ゴキブリを退治したら500円」「子どもには50円の報酬」という“懸賞金制度”を導入している家庭もあったことです。ゲーム感覚で家族で協力し合う様子が伺えます。

出会ったことがない派

「まだ家にゴキブリが出たことがない」と答えた人々は全体の18.1%を占めました。特に寒冷地の北海道では、「ゴキブリを見たことがない」との声もあり、地域差や住環境がこの遭遇確率に大きな影響を与えていることが明らかになりました。

驚きのエピソード

このアンケートでは、家庭内での「ゴキブリ騒動」にまつわる様々なエピソードも寄せられました。一例として、「子どもがおもちゃ箱でゴキブリを飼っていた」という面白話や、「深夜2時に母を呼んで、30分かけて駆けつけてもらった」という話は、多くの共感を得ていました。また、「ゴキブリが嫌いすぎて、逆にその生態に詳しくなった」というエピソードもあり、ゴキブリとの戦いが家庭内のコミュニケーションをさらに深める一因になっているようです。

ゴキブリ対処の重要性

今回の調査結果からは、ゴキブリに対峙する時、ママたちの様々なスタイルが明らかになりました。「自分で対処する勇敢な母親」「家族で支え合うコミュニティ感覚」そして「未経験者の幸運」という異なる姿が浮かび上がります。たかが小さな害虫と侮るなかれ、実際に遭遇すれば誰かの助けが必要になり、その際には恐怖心を克服しなければなりません。家庭内での絆や役割分担、そして危機への対処法が試されるシーンでもあるのです。