絵本『はっぱみかん』のLINEスタンプ新登場！待望の復刊とともに

待望の復刊！新たなLINEスタンプもリリース

株式会社佼成出版社が、注目の絵本『はっぱみかん』を待望の復刊することを発表しました。この絵本は、世代を超えて愛される作品であり、その魅力をLINEスタンプとしても楽しむことができるようになります。2025年10月31日から配信が開始されるこのスタンプセット、その名も「はっぱみかんのとくべつな日常」。

芸術的なイラストとメッセージ性

『はっぱみかん』は、風木一人が作り出した物語で、山口マオによる美しいイラストが特徴です。主人公の「はっぱみかん」は、他のたくさんのみかんの中で唯一、りっぱな葉っぱを持った特別な存在です。彼はその葉っぱを誇りに思い、他の仲間たちに自分を引き立てるよう望むのですが、ある日、その大切な葉っぱを失ってしまいます。この出来事が、物語に深いテーマをもたらします。

物語は、自分が他と異なる特別な存在であることへの憧れと、実は普通であることの価値を見つめ直す内容です。多くの読者にとって、誰もが感じたことのあるジレンマ—「特別でありたい」という気持ちと、「特別ではない自分」を受け入れることの葛藤—が鮮やかに描かれています。このようなテーマが、ユーモラスに、かつ深い思想とともに展開される様子は、書店員たちからも高く評価されています。

LINEスタンプの詳細

新しいLINEスタンプ「はっぱみかんのとくべつな日常」は、2025年10月31日から配信され、AndroidとiOSに対応しています。スタンプは1セット16個入りで、販売価格は50コインまたは120円。LINEスタンプショップで購入可能です。

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書籍の詳細

復刊版『はっぱみかん』は、A4変形判の32ページで、価格は1,650円（税込）です。全国書店およびインターネット書店で販売され、10月31日より書店に並びます。

- 書名: はっぱみかん
- 発売日: 2025年10月31日
- 定価: 1,650円（税込）
- ISBN: 978-4-333-02310-3

公式サイト：佼成出版社

著者と挿絵画家の紹介

風木一人 (著者)

風木一人は1968年生まれで、東京都出身の絵本作家及び翻訳家です。独自の視点で描かれる作品は、優れたストーリーテリングで評価されています。代表作品には『たいようまつり』や『ぷしゅ～』などがあります。

山口マオ (イラストレーター)

山口マオは1958年生まれで、千葉県出身のイラストレーターとして活躍しています。彼の描くイラストは温かみがあり、多くの読み手に親しみを持たれています。『わにわに』シリーズや『てのひらむかしばなし』など、さまざまなジャンルで作品を手がけています。

このように、個性やアイデンティティに関連するテーマをユーモラスに描いた『はっぱみかん』は、ふとした瞬間に本当の自分らしさを考えさせてくれる作品です。復刊とLINEスタンプのリリースをこの機会に、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか？