サンディエゴ学生住宅
2025-11-25 14:28:00

カリフォルニア州サンディエゴでの学生向け住宅開発開始

カリフォルニア州サンディエゴにおける学生向け賃貸住宅の開発



関電不動産開発株式会社と東京建物株式会社が、米国カリフォルニア州サンディエゴ市で学生向け賃貸住宅の開発に着手しました。今回のプロジェクトは、両社が米国現地法人を通じて、全米最大の賃貸住宅デベロッパーGreystar社と共同で行うもので、実に両社にとって初めての海外での学生向け住宅の開発事業となります。

オープニングセレモニーは2025年11月8日(日本時間)に開催され、関電不動産開発、東京建物、Greystar社の代表者を含む約40名が出席しました。この新プロジェクトは、サンディエゴ州立大学(SDSU)のメインキャンパスの近接地に立地し、310戸(605ベッド)の部屋を提供します。

プロジェクトの特長


新しい学生向け賃貸住宅の名称は「Campanile at SDSU」で、敷地面積は約7,525㎡、延床面積は約23,283㎡、建物は6階建ての設計となっており、さまざまな間取りが用意されています。具体的には、Studioタイプ30戸、1ベッドルーム65戸、2ベッドルーム135戸、3ベッドルーム80戸があり、多様なニーズに応えられる設計です。

居住空間には、共用ラウンジやフィットネスセンター、プール、ドッグスパ、スタディールームが設けられ、学生たちの充実した生活をサポートしています。これにより、学びとプライベートの両立が図られる環境が整っています。

環境への配慮


プロジェクトには、太陽光発電設備が設置され、発電した電力は共用部分で利用される計画です。また、駐車場にはEV充電設備が73基備えられ、環境に優しい住宅を目指しています。安全性と快適さを兼ね備えた今プロジェクトは、学生だけでなく地域社会にも貢献できる形を追求しています。

企業としての展望


関電不動産開発と東京建物は、今後も海外での事業拡大を推進していく方針です。関電不動産開発は、2028年度までに海外不動産事業の資産規模を1,000億円以上に成長させることを目指しています。一方、東京建物は2030年を見据え、海外事業を成長戦略の一環として取り組んでおり、中期経営計画では1,100億円の投資を計画しています。

今後も両社はGreystar社と連携し、それぞれの専門性を融合させながら、米国における不動産ビジネスの各分野で質の高い開発を目指していくでしょう。持続可能性や地域貢献への配慮を大切にし、地域社会に新たな価値を提供することに注力していきます。

プロジェクトの進捗


「Campanile at SDSU」のプロジェクトは、2028年6月の竣工を予定しています。学生たちが安心して快適に生活できる新しいホームとして、多くの期待が寄せられています。サンディエゴ市の美しい風景を背景に、新世代の学生たちがどのように成長していくのか、今後の動きに注目が集まります。


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会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

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